日本人が箸を横に置くのは霊界との「結界」を意味していた!? 知られざる箸文化の奥深さを徹底解説

日本人が箸を横に置くのは霊界との「結界」を意味していた!? 知られざる箸文化の奥深さを徹底解説の画像1日本での箸の置き方 画像は「Wikipedia」より引用

 読者の方は食事を食べる時、箸を横に置くだろうか、それとも縦に置くだろうか? または「そんな事、イチイチ気にしていられない」という人もいるかもしれない。しかし、現代に生きる魔女である筆者は、ぜひとも箸を横に置くことをお勧めしたい。なぜならば、箸は“あの世との結界を作るもの”なのだ!

――といっても、これだけでは「また魔女が訳のわからないことを……」と言われるだろうから、まずは箸の歴史からご説明したい。


■日本における箸文化の歴史

日本人が箸を横に置くのは霊界との「結界」を意味していた!? 知られざる箸文化の奥深さを徹底解説の画像2中国での箸の置き方 画像は「Wikipedia」より引用

 日本で箸が使われるようになったのは、今から約1400年前のこと。箸を広めたのは日本史で一番のヒーロー、ズバリあの聖徳太子(厩戸王)である。聖徳太子は、当時の中国(随)に小野妹子をはじめとする「遣隋使」と呼ばれる使節団を送り、隋の気品溢れる「箸の作法」に大いに感激した。

 それもそのはず、当時の日本には祭祀に用いられた「折箸(おりばし)」は存在したが、食事は専ら手づかみで食べられていたのだ。「手づかみの食事スタイル」は、隋の風習からすると「原始的で野蛮な国」と思われる恐れがあったのだ。隋との外交・貿易は当時の国家の最優先事項であったため、そのように見なされたら一大事である。

 そこで、聖徳太子は箸を使う文化をまず朝廷に広めた。そして時代が流れ、箸の作法はやがて庶民にまで広まっていく。しかし、ここで日本の箸文化は独自の進化を遂げる。一般的に、中国や韓国では箸を縦に置くのだが、日本では箸を横に置くようになったのだ。では、なぜ日本人は箸を横に置くようになったのか?

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