ネアンデルタール人のDNAが我々の「身長と統合失調症」に関連か!? 遺伝子「ADAMTSL3」の最新研究が面白い!

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neanderthaldna2.JPG画像は「Wikipedia」より

■ネアンデルタール人由来の統合失調症のリスクを減らす遺伝子「ADAMTSL3」

 最新の研究ではRNA配列データセットに着目。対立遺伝子に特有の発現を定量化するプロジェクトを立ち上げて調査を開始し、ネアンデルタール人由来の遺伝子と現代人の遺伝子とがそれぞれ52の異なる組織においてどう発現しているのかを検証した。

 その結果、両者間にはおよそ25%に違いが見られたといい、特にネアンデルタール人由来の脳と精巣に関わる対立遺伝子に下方制御がはっきり見てとれたという。これにより70万年前頃にネアンデルタール人とホモ・サピエンスの系統が分岐した後に、脳と精巣に急速な進化があった可能性があり、両系統の違いが生まれたのではないか、と研究チームのメンバーである前述のジョシュア・エイキー氏及び同大学のラジブ・マッコイ氏はコメントしている。

neanderthaldna3.JPG 「Daily Mail」の記事より

 今回の研究で特に注目すべきは身長、そして狼瘡(皮膚結核)と統合失調症の遺伝に関わっていることが判明したことである。特に「ADAMTSL3」と呼ばれる遺伝子は統合失調症のリスクを減らし、身長に関して影響を及ぼすことが判明したが、タンパク質の急速な突然変異による化学修飾と身長、統合失調症の相互関係についてはさらに研究が必要だという。

 ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの異種交配によってより複雑化している遺伝子だが、これだけ長い間を経ても我々現代人の体内に古代人の遺伝子が残り、なおかつ少なからぬ影響があるとは驚きだ。今後の研究では、ネアンデルタール人やホモ・サピエンスと共存していたとされる、未知の新系統の人類であるデニソワ人由来の遺伝子においても現生人類の遺伝子発現に関係があるかどうかが課題となっており、研究の進展が期待されている。
(文=Maria Rosa.S)


参考:「Daily Mail」、ほか

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