恐ろしすぎる光景…関係者が語るコンサートや舞台での“最悪のチケットミス”とは?

関連キーワード:

,

,

 4月上旬に行われたコンサート「ジャニーズJr.祭り」において、チケット転売対策として導入されたQRコードを読み込むタイプのデジタルチケットを巡り、トラブルが発生した。一部、来場者が入り口でQRコードをかざして入ったものの、会場内には指定された座席が存在していなかったのだ。最終的にはなんとか対処してコンサート開演へとこぎつけたが、転売対策のために導入した最新のシステムが思わぬ弱点を露呈したともいわれている。

 しかし、今回のミスはこの最新システムを導入したのがジャニーズ事務所ということと、多くの人が混乱に巻き込まれたことから公になったものの、業界関係者によればコンサートや舞台などのチケットを扱う興行では同様のトラブルは過去に何度も起こっているという。

「今回はかなり騒がれたほうですが、関係している人間からすればよくあることです。ただし、チケットの発見ミスは莫大な損害にもつながるので笑える話じゃありませんが……」(レコード会社関係者)

 具体的にはどのような前例があるのか。

「以前、とあるアイドルグループのコンサートでは、奇数列の座席しかチケットを販売していなかったというケースがあります。チケット販売会社のミスですが、当日まで気づかなかったようです。実際に客入れをしたら、キレイに1列ずつ空いており騒然となったことがあります」(同)

 主催者や関係者にすれば恐ろしすぎる光景といえる。さらに、舞台の世界でも同じようなミスがあったらしい。

「チケットを販売するにあたって公演日の入力ミスがあり、実際は公演がある日を休演日扱いにしたんです。もちろん、チケットは1枚も売れていません。このときは関係者や関係会社の家族にまで声をかけてなんとか席は埋めましたが、実質売上はゼロなので損害が出て、会社同士の話し合いになったようです」(舞台関係者)

 キャストはスタンバイしているのに観客がひとりもいないとは、これまた恐ろしい光景だ。

 いくら優れたシステムがあっても、それを人間が使いこなせていないと、このような悲惨な光景が会場各地で見られることになるようだ。最新システムの導入と同時にそれを完璧に使いこなせる人間の育成も重要なのだろう。
(文=吉沢ひかる)

関連キーワード

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ