「邪魔だ」「出てくるな」と怒鳴るスタッフ
「邪魔だ」「出てくるな」と怒鳴る“何様スタッフ”のせいでロケ可能な建物やお店が急減中! お邪魔してる感覚はゼロ

テレビのバラエティ番組やドラマではスタジオ収録ではなく、街なかや実在する施設で撮影を行う「ロケ」が欠かせない。
こうしたロケはそれぞれの所轄の警察署はもちろんのこと、建物の所有者や居住者、お店のオーナーや本社などの許可を得た上で行っており、言ってみれば一般市民の協力のもとに成り立っている。
しかし、今はこのようなロケ場所がどんどん減っていると聞いた。果たしてテレビの現場で何が起こっているのか。
「ロケ先の許可が下りないことが増えているんです。これまでは協力的だったお店も、撮影中のスタッフの態度に憤慨して、それ以降は協力NGということもあります。また、そうした評判を耳にしてほかの店や企業、ビルのオーナーなども撮影への協力を断ることが多くなっています」(バラエティ番組関係者)
撮影NGとなれば、番組担当者としては頭を抱えるところだが、いったいスタッフの態度の何が問題なのか。
「撮影中の野次馬への言葉遣いや立ち振る舞いが問題です。特にドラマの場合がひどく、立ち止まっただけの人を『邪魔だ』と怒鳴ったり、自宅の窓から顔を出しただけで『出てくるな』と叫んだり、何様だと言われるような言動が目立ち、こうした苦情の矛先が撮影を受け入れたお店やビルの関係者に向けられるんです。その結果、『二度と貸さない』となるわけです。ドラマのせいでバラエティ番組も割りを食ってますよ」(同)
たしかに筆者も同じような経験をしたことがあるが、そのときもドラマの撮影であった。無論ドラマだけではなくバラエティ番組でも同じケースはあるのだろうが、実際、ドラマのほうがクレームの数も多いという。
「バラエティ番組の場合、最近は野次馬の整理を警備会社などに委託するケースが増えているので、対応も低姿勢なものにするように依頼しています。しかし、ドラマの方は制作部でもAD のような働きをするスタッフが徹夜続きの中で警備を行っている現状です。低予算ドラマになると考えられないぐらいスタッフも少ないです。さらにスケジュール通りに撮影しなければならないというプレッシャーがあるため、日頃のストレスと相まって一般の方に怒号を浴びせてしまうことが多いんです」(ドラマ関係者)
いくら自分たちの仕事のためとはいえ、「ロケ」という行為は多くの方々の協力で成り立っており、自分たちがお邪魔している、迷惑をかけているというスタンスに立たなければならないはずだ。
いろいろと事情はあるのだろうが、好意的に「ロケ」に協力してくれている方々を憤慨させないためにも、今後はこうした状況を改善していかなければならないはずだ。
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