本当に怖い「ゲイセックス事件簿」と「二丁目の怪談4つ」をオカマルト店長が熱く語る! ドーベルマン事件からケツワレの霊まで

本当に怖い「ゲイセックス事件簿」と「二丁目の怪談4つ」をオカマルト店長が熱く語る! ドーベルマン事件からケツワレの霊までの画像5画像は、ドラァグクイーン時のオカマルト店長

■オカマルト店主のオカマ的オカルト体験4

 さて、長時間にわたるマーガレット嬢の取材の最後に、ブックカフェ「オカマルト」店主ならではのオカルト体験を訊いてみた。すると予想通りと言おうか、予想を遙かに上回る取れ高の『ホモ怪談』が幕を開けたのだった……。


――最後にこんなことを訊くのもアレなのですが、マーガレットさんは、実際に不思議な体験をされたことはあるんですか?

マーガレット嬢「それを私に聞いたらアンタ……」


●ゲイの怪談1「霊が店に客を呼ぶ」

――これも長そうですね……。

マーガレット嬢「長いよ(笑)。自分ではそんなに多くない方だと思ってたんだけど、やっぱり我々が働いてる場所には霊がたくさんいらっしゃるみたいで、たとえばハプニングバーでイベントやってた時には必ずいらっしゃいますね。霊って寂しがり屋さんが多いらしいんですよね。だから、水商売や色恋をするような所だったらそんな霊たちがお客さんを呼んでくれるから、いた方がいいんですって」


――へえ、そういう概念があるんですね。

マーガレット嬢「だから二丁目の辺では霊を大切にするっていう店も多いですよ。ここら辺も昔の内藤新宿のあたりから赤線地帯だったし、悲惨な話も多かっただろうしね。投げ込み寺もあるし」


●ゲイの怪談2「ケツワレ兄さんの霊が出る」

――「子供合埋碑」がある成覚寺のことですね。

マーガレット嬢「あと、そう、あの噂の『ドーベルマン』よ。あそこのハッテン場に“ケツワレお兄さんの霊”ってのがいたのよ」


――何ですかそのいい霊(笑)。

マーガレット嬢「そのハッテン場は迷路みたいになっていて、奥に3畳か4畳くらいの特に暗い小部屋があるんだけど、その真ん中に“跳び箱”が置いてあったの。まあ色々便利だからね(笑)」


――跳び箱にもいろんな使い方があるんですね(笑)。

マーガレット嬢「そこで待ってると、ホモが入ってきて乱交が始まるわけさ。その夜もそこで待っていたら手を出してきた男がいたの。そいつが私のことを“名器だ!”なんて言うものだから、これ自慢ね(笑)、次々と人が集まってきたの。私は顔をチェックしたいから入ってきた人をちゃんとカウントしてたんだけど、ふと見たら跳び箱に覚えのないケツワレ一丁のお兄さんが座ってたの。“あれ?”と思ったけど、ちょっと目を離したらいなくなってたの! 出入り口は一つだし、人数は把握してたから変だなって急に恐くなったの」

 まさかのゲイ版皿屋敷だったのである。


マーガレット嬢「どう考えても人数が合わなくて、そのハッテン場をくまなく探したんだけど、いなかったのよ、ケツワレお兄さんが!!」

――そうなんですね……。


●ゲイの怪談3「ラブホの鎧兜から音が」

マーガレット嬢「その後、友人たちにその話をしたら、“あそこ出るよね”って話になって。だから僕が見たのはきっとケツワレお兄さんの霊なのよね。あと、二丁目近くに男同士が入れるラブホテルがあったんだけど、そのひとつの部屋には鎧兜が飾ってあったの。その部屋で一戦を交えて寝ていると、鎧から“カチャカチャ!”って音がするって有名な都市伝説もあったし……。とにかくホモは怪異譚に事欠かないものなのよ。あとは以前、お遍路さんやってた時に『狸に化かされた話』もあるよ」


●ゲイの怪談4「狸に化かされた人もいる」

本当に怖い「ゲイセックス事件簿」と「二丁目の怪談4つ」をオカマルト店長が熱く語る! ドーベルマン事件からケツワレの霊までの画像7画像は、Thinkstockより

――なんでお遍路さんなんてやってたんですか?

マーガレット嬢「そりゃ、心に迷いがあったからよ(笑)。高知県を歩いていた時、順路の高速道路沿いの道から脇にそれたところに札所ではないが由緒ある祠があると観光ブックで知っていたから、行ってみることにしたの。森の中のけもの道に分け入っていくと、細い道に新品のバイクがドカンと停まってるわけ。その時は“誰かが先にいらっしゃってるんだな”って不思議にも思わなかったけど、祠には誰もいなかったし、帰りにはそのバイクがなくなっていたの。そもそもそんな細い道にバイクで入ってこられるわけがない。“あれ、おかしいな”って思いながら高速道路まで戻ってくると、目の前を狸がサーッって横切って……」


――そんな古典的な(笑)。

マーガレット嬢「ホントなのよ! それでアタシも“狸に化かされた!!”って思ったの。この話をすると幻覚だと言われるけど、リアリティがあったのよ。今までも霊的な体験をしてきたし、あれもホントだと信じたいね」

“信じるか信じないかはあなた次第”とはよく言ったものであるが、ここまで不思議で奇天烈な人生をの紆余曲折を聞いた後だけに信じざるを得ないという気分にさせられた、なんともオカルト感溢れるエンディングであった。ご興味のある方は、古きよきゲイカルチャーの門番との「オカマルト」体験を、ぜひ。
(文・写真=福田光睦/Modern Freaks Inc. 代表・Twitter@mitutika

マーガレット嬢インタビューまとめはコチラ>

【プロフィール】
マーガレット/小倉東
まさに女王の名に恥じぬ、当代一のドラァグ・クィーン。プライドはいかなる山よりも高く、業は七つの海よりも深い。その生きざまに泣く子は黙り、へそは茶を沸かす。ジャパニーズ・アンダーグラウンドが誇る文化遺産的フェテッシュ・パーティ『Department-H 2099』(毎月第1土曜日開催)のメイン・ホステスを務めるほか、ホモ本ブックカフェ「オカマルト」の経営も開始。Twitter@DQ_MARGARETTE
【お店クレジット】
ホモ本ブックカフェ「オカマルト」東京・新宿二丁目・新千鳥街にて毎週日、月、火、水曜日の13時より20時まで営業。料金は1ドリンク+お茶菓子付きで1,500円/1時間半の時間制。延長の場合は要追加ドリンク。Twitter@cafeokamalt

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ