奇習! 初夜のセックスを絵に残す新郎新婦 ― 近畿地方に実在した恥ずかしすぎる「結婚記念」

奇習! 初夜のセックスを絵に残す新郎新婦 ― 近畿地方に実在した恥ずかしすぎる「結婚記念」の画像1イメージ画像:「Thinkstock」より

【日本奇習紀行シリーズ】 近畿地方

 現在はインターネットにアクセスすれば、手軽にアダルト画像や動画が楽しめる時代になった。しかし、江戸時代には、その筋の絵師が描いた「春画」を“オカズ”として活用する文化が広がり、“江戸時代版のエロ本稼業”ともいうべき人々が、急速にその隆盛を極めた時期も存在する。そして、このような文化はその後も日本の一部地域で残り、それが後に、あらぬ形で「習慣」として定着したと思しき事例を、現代を生きる我々は確認することができる。


「まあ、営みのデッサンっていうのかな、そういうことをやる習慣だよ」


 かつて近畿地方のとある地域に存在していたという奇妙な風習について証言してくれたのは、現在、生まれ故郷から遠く離れた信州の避暑地で余生を過ごしている中田篤次さん(仮名・67)。中田さんの話によると、その地域においては、夫婦の営みをプロの画家にデッサンしてもらうという、なんともおかしな行為が習慣として定着していたのだという。


「結婚して最初の夜、要は初夜にね、画家の人を家に招いてね。一晩中、その行為をね、観察してもらいながら、1枚の絵に仕上げてもらうっていう。もちろん、その画家からすれば生殺しみたいなものだろうし、場合によっちゃ逆にげんなりさせられるのかもしれないけれどもね、まあ、とにもかくにも新婚さんは必ずそういうことをしなくちゃならない決まりがあったんだよ」

 愛し合う人との記念すべき初夜に、第三者である画家をなぜか寝所へと招き入れ、その行為をつぶさに観察されるというこの奇妙な習慣。しかも、その行為を絵に収めて、「結婚記念」という形でいつまでも自宅に飾るのだというから、開いた口が塞がらない。


「な、変な儀式だろう? だからね、あの辺りの家に行くと、そこの家の夫婦の“初夜”が、どんなものだったかってすぐにわかっちゃう(苦笑)。しかも、普段は外に出しちゃいないんだけども、その親も、さらにその親の世代の分も、絵として残されているから、大昔から続いている良い家なんかの場合は、水墨画みたいなやつもあるくらいだよ」


 普通の家庭においても、結婚式の際に撮影した記念写真などが飾られているケースはしばしば見かけるものであるが、それが“初夜の絵”ともなると明らかに稀。「それほどまでに記念として残したい」という気持ちはわからなくもないが、自宅の訪問客すべてに自らの営みを知られてしまうことを思うと、誰しもが複雑な心境にさせられること請け合いの、実に奇妙な習慣であると言えそうだ。

文=戸叶和男

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