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ゲーマーは遅漏であることが研究で確定！ 1日1時間のテレビゲームが早漏予防に効果的、ただし副作用も…

2017.06.17 10:00

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画像は「Daily Mail」より引用

　極めてプライベートな事柄のため、なかなか表立って話題にされることはないが、全世界の実に30%～40%の男性が、パートナーが性的な満足を得る前に射精してしまう「早漏」に悩んでいるといわれている。具体的な数値がなくとも、このことはネット上に溢れる早漏治療を謳った医院や、早漏改善のための民間療法を紹介するサイトを見れば容易に想像することができるだろう。

■早漏予防にテレビゲームが効果的!?

　だが、この度、早漏に悩む世の男性方に耳よりのニュースが飛び込んできた。なんと、1日1時間あることをしている男性は、早漏になりにくいことが最新の研究で明らかになったというのだ！

　英紙「Daily Mail」（6月15日付）によると、伊ローマ・サピエンツァ大学のアンドレア・サンソーネ教授らが、18歳～50歳の396人の男性にアンケート調査を実施したところ、射精に関する驚きの事実が明らかになったという。

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画像は「Thinkstock」より引用

　1日1時間以上テレビゲームをプレイする被験者（全体の3分の2以上）に、早漏の症状を持つ人が少ないことが分かったというのだ。イタリア人男性が意外とゲーム好きだというのも驚きだが、ゲームが早漏防止になるとはなんとも意外すぎる結果である。（同論文は医学ジャーナル「Sexual Medicine」（6月1日付）に掲載）

　とはいえ、ゲーマーに性的に特殊な能力が備わっているというわけではなく、ゲームが与えるストレスが問題だという。どういうことだろうか？

■性欲減退効果も…

ゲーマーは遅漏であることが研究で確定！ 1日1時間のテレビゲームが早漏予防に効果的、ただし副作用も…の画像3

画像は「Thinkstock」より引用

　彼らに比較的遅漏の傾向があるのは、テレビゲームのストレスが高プロラクチン血症を引き起こしたり、ゲーム中に得られるドーパミンが報酬系に影響することで、射精や性欲を減退させているからだという。むしろゲームが与える悪影響が射精に影響していたというわけだ。確かに、ゲームをプレイすることで早漏は治るかもしれないが、それには性欲の減退もセットになっている。

　またサンソーネ教授は、オンラインバトルゲームの「League of Legends」とパズルゲーム「Mini Metro」を引き合いに出し、性欲に影響を与えるストレスの程度はゲームによって異なるとも指摘している。より激しく、緊張感のあるゲームの方がストレスレベルが高いということだろう。

　今回の研究では扱われていないが、おそらく携帯やスマホのゲームでも同様の影響が見られるのではないだろうか。以前よりも性欲が落ちてきたと感じる男性がいたら、それはもしかしたらゲームのせいかもしれない。

参考：「Psy Post」、「Daily Mail」、ほか

文＝編集部

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