NASAが居住可能惑星を新たに10個発見、“暑すぎず寒すぎず”の好条件物件! 地球外生命存在の可能性も!!

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 また、今回の発表では地球程度の“小さな惑星”についても新たな知見がもたらされた。小さな惑星は地球の1~1.75倍程度の岩石の惑星群と、岩石の惑星がさらにヘリウムや水素のガスを取り込んだ厚い気体の層に覆われ巨大化した海王星(地球の約3.9倍)のような惑星群の二つに分類できるという。この情報は宇宙空間にどんな惑星が、どの程度存在するか推計するのにも役立つ。

0623exoplanet-3.jpg画像は「NASA」より引用

■観測されたのは宇宙のごく一部にすぎない

 驚くべきはケプラーが短期間宇宙のごく一部を観測しただけで、50もの地球サイズのハビタブルゾーンに位置する惑星を発見したことだ。ケプラーは地球周回軌道ではなく太陽周回軌道に投入されており、地球を追いかけるように動いている。2009年3月に打ち上げられて運用が開始されたが、2013年にトラブルが発生したために主要なミッションはすでに終了している。今回の発表も、ケプラーが故障するまでに集めたはくちょう座方面のデータを解析して得られたものである。

0623exoplanet-4.jpgケプラーの探索領域。画像は「Wikipedia」より引用

 2018年に打ち上げ予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡や、さらにその次世代となるWFIRSTミッションでどれだけのハビタブル惑星が見つかるだろうか。そして、さらに高性能の観測機器では一体どのようなデータが得られるのだろうか。相次ぐハビタブル惑星の発見は、地球外生命体探索の目的において生命が存在しそうな星々を探す段階から、可能性のある惑星を詳細に観測する段階へと進みだしたことを示している。我々が地球外生命と出会う日も、それほど遠くはないかもしれない。
(吉井いつき)


参考:「Daily Mail」、「NASA」、ほか

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