奇習! 江戸時代版デリヘルの実態! “出張遊廓”での秘密のセックスを元漁師が語る

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 幕府によってその開設・運営が厳しく管理されていた遊廓とは違い、今で言うところのデリヘルのような状態で、“出張遊廓”ともいうべき裏稼業を行っていたという当地の人々。船に乗り込んだ女たちは船乗り相手に体を売り、稼ぐだけ稼いで、再び村に戻るという生活を繰り返していたという。

「ここで船に乗った女たちはね、海に出るとそれこそ1日中、船乗り相手に“商売”をするの。それで、次の港で降ろしてもらう。帰りは籠や徒歩になっちまうんだけども、なにせその頃にはしこたま金をたくわえてるもんだから、ホクホク顔で帰ってきたっていう話だよ。男たち? 腕っ節のいいのは帰り道の用心棒みたいに雇われたりっていうこともあったみたいだけど、大抵の男たちは嫁や娘が体を売った金で飲んだくれて暮らしていたそうだよ」

 なお、こうした“海の裏風俗”とも言うべき商売に関する伝承は、当地に限ったことではなく、当時、多くの船が行き交っていた沿岸地域においては、全国的に見てもしばしば散見されるが、横山さんが伝え聞いたところによれば、当地に限って言うと、洋上で妊娠してしまった女性によって“父親不明”の子供たちが数多く生み出され、現在も、その子孫と思しき人々が当地には数多く生活しているという。やはりいつの時代も、表向きの史料には決して記されることのない、文化・風俗というものが、我々の思うよりもはるかに多く、存在しているものなのかもしれない。
(取材・文/戸叶和男)

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