東海大「深海魚出現は地震発生と無関係」は重大ミス
東海大発表「深海魚の出現は地震発生と無関係」は重大なミスを犯している!? 海洋生物と地震のつながりは確かにある!!

7月13日、「深海魚の捕獲や漂着は大地震の前兆ではない」という研究結果が、東海大学などのチームによってまとめられた。それによると、過去20年における深海魚の目撃と地震発生の関連性を調べたところ、場所が一致する例はほとんどなかったという。東海大の織原義明特任准教授(固体地球物理学)は「深海魚の目撃は、地震の前触れ情報として防災や減災に役立つ手段にはならない」(2017年7月13日、日本経済新聞)と断言する。しかし筆者は、この結果に疑問が残るところがあり、自ら収集した深海魚出現のデータを見直してみた。すると、やはり「一致した例はほとんどない」どころか、無視できない数の実例が見られるのだ。今回は、それら深海魚出現の直後に大きな地震が起きたケースを紹介することにしたい。
■研究チームが見逃していた重要なポイント

さて、研究チームは、1992年1月1日~2011年3月11日にリュウグウノツカイやサケガシラといった深海魚の目撃例101件を収集し、調査したという。そして、この期間に発生した震源の深さが100kmより浅いM6以上の地震161件との関連性を検討したところ、深海魚の目撃から30日以内に同地域で地震が発生した例は8%にすぎなかった。対象地域の範囲をさらに絞ると、もちろん一致例はより下がる。結果、深海魚の出現と地震の発生には関係がないと判断したようだ。
実は、同研究で分析の対象とされた深海魚の目撃例は、日本海側が9割近くを占めている。約50年にわたり超常現象を研究してきた筆者のこれまでの経験からすると、特に冬場の日本海に深海魚が出現した場合、その後で大きな地震は起きないケースが多い。恐らく目撃された深海魚の多くは、冬に海水温が低下したなどの理由で深海から浮上してきたのではないかと推測する。そのため冬季、とりわけ日本海側で深海魚が出現しても地震と結びつかない可能性が高く、筆者は慎重に扱うことにしているのだ。
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