ディズニーが70年前に制作した性教育ビデオ『月経のお話』が革新的すぎる! 「タンポン禁止」も… “夢の王国”の知られざる裏歴史とは?

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 現在の“ディズニー映画”のイメージとは懸け離れた内容の一本の古いアニメビデオがある。これは1946年に、アメリカ国内の女子中学生に向けてディズニーが制作した保健教材ビデオ『月経のお話(Story Of Menstruation)』だ――。


■戦時中に制作されたディズニーの月経教育アニメ

『月経のお話』は思春期を迎える少女たちにこれから毎月生理が来ること、生理のしくみ、感情の変化やどう過ごしたら良いかなどを約10分にわたって説明する内容となっている。

 全体的に暗いトーンで、可愛い女の子の赤ちゃんの描写から突如暗転し、ホルモンを分泌する脳下垂体の図の描写に切り替わるなど、小さな子どもたちにはプチトラウマになりそうな場面もあり、現代のディズニー映画のように万人向けではなさそうだ。

storyofmenstruation1.JPG 画像は「YouTube」より

 だが、女性ナレーターを初めて起用した点や、“膣(vagina)”の単語をフィルム内で公に初めて使用し、生理がきちんと決まった周期(ビデオでは平均28日)で訪れることの意味、生理の基本的なしくみに加え、女性器の図解で子宮や卵巣の位置や役割、経血が流れるメカニズムまでを解説する構成は斬新で素晴らしく、しかも正確なものであると現代の婦人科医らからも称賛されるほど。

 NY在住の婦人科医アリッサ・ドウェック博士は取材に対し、「内容はシンプルながらも医学的見地から非常に正確でわかりやすい」と太鼓判を押す。

「驚きなのは、『健康的なライフスタイルを送っていれば生理がきても何ら影響を受けない』とアドバイスをしているところです」といい、少女たちに毎月来る生理中に起こりやすい感情の落ち込みや痛みと上手に付き合いながら、「心配しないで、楽しく過ごしましょう」とポジティブに伝えているのが優れた点だという。

『月経のお話(Story Of Menstruation)』(1946年) 動画は「YouTube」より

 ナレーションでは痛みを軽減させる姿勢や生理中の便秘を防ぐストレッチなどを紹介し、気分を上げるために努めてメイクやお洒落するのも効果的だと伝えている。

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