ディズニーが70年前に制作した性教育ビデオ『月経のお話』が革新的すぎる! 「タンポン禁止」も… “夢の王国”の知られざる裏歴史とは?

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■女子学生はタンポン禁止!?

 第二次世界大戦中に制作されているが、実は戦時中はディズニー映画が続々生み出され、多数公開されていた時期だ。

 資金不足を回避するため、そして公開中止を避けるために、同社は政府や大企業と組んで国民向けの納税推奨ビデオなど、本来のディズニー映画とは異なるビデオの制作にも関わっていた。

storyofmenstruation3.JPG画像は「YouTube」より

 今回の保健教材ビデオも、生理用品で有名なコーテックス(製造元キンバリークラーク社)とコラボして作られたものだ。制作にあたっては婦人科医のメゾン・ホーン氏に監修を依頼し、科学的説明を増やして実際に授業を受け持つ校内医や保健師にも受け入れられやすいようにより正確な描写を心がけたという。

 この時代には女性の健康や身体について非常に限られた情報しかなかったようで、教材で使用されていた1960年代後半までに、およそ9,300万人の女子学生が視聴したと報告されている。

 なお学生にはビデオと同時に公衆衛生についてのパンフレットも配布されていたが、それにはなんとタンポン禁止の文字があったという。当時タンポンは社会に出て働いている女性、あるいは処女ではない女性のためのものという認識が一般的だったようである。生理のしくみをビデオで詳細に解説するという最先端な面がある一方で、タンポン禁止とはなんとも不思議な気もするが……。

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