「関東大震災2」で世田谷・杉並の住民は焼死まっしぐら! 甘すぎる政府の被害想定を徹底論破8連発、今すぐ東京から脱出しろ!!

「関東大震災2」で世田谷・杉並の住民は焼死まっしぐら! 甘すぎる政府の被害想定を徹底論破8連発、今すぐ東京から脱出しろ!!の画像2イメージ画像:「Thinkstock」より

2. 住宅密集地域の火災

 関東大震災の発生時、ちょうど台風が日本海沿岸を北上中だったため、強い風により多くの火災が発生した。190万人が被災し、死者・行方不明者は10万人を超えたが、とりわけ住宅密集地域で多くの人が焼死した。東京府の死者・行方不明者7万人以上のうち、実に9割以上が火災によるものだったのだ。

 現在の東京は、当時を上回るレベルの歴史上類のない住宅密集地域も多い。そのため、“第二の関東大震災”では想像を絶する火災が待ち受けていることが推測されるとともに、「最大の弱点」といわれている。政府の地震調査研究推進本部が想定するM7級の地震が発生すると、最悪の場合、首都圏全体で2万3千人が命を落とし、その7割が火災による焼死者と想定されている。しかし、過去の歴史と現状に鑑みれば、この被害想定はあまりにも楽観的な見積もりだと考えざるを得ない。


3. 火災旋風

 関東大震災では、通常の火災のみならず「火災旋風」という恐ろしい現象も発生した。これは、地震や空襲などによって、都市部の広範囲にわたり炎を伴う旋風が発生する現象だ。火災旋風の温度は1000度を超えるといわれ、竜巻に似た外観を呈すこともあるという。局地的な上昇気流に炎が加わり、これが空気のある方へと移動することによって被害が拡大していく。

「関東大震災2」で世田谷・杉並の住民は焼死まっしぐら! 甘すぎる政府の被害想定を徹底論破8連発、今すぐ東京から脱出しろ!!の画像3震災直後の被服廠跡地の避難民の遺体 画像は「Wikipedia」より引用

 当時、たとえば本所の陸軍被服廠(ひふくしょう)跡地の広場には、3万人以上の避難者が押し寄せたが、その直後に火災旋風が発生。避難者が運び込んだ荷物などに飛び火した炎が、人々の衣服や髪の毛にも燃え移り、さらに四方を炎に囲まれ、まるで生き地獄のようだったという。当地での死者は1カ所で3万8千人にも上り、生存者はわずか200名ほどだった。

 来る首都直下地震でも条件次第では同様の現象が起こり得るが、1979年に東京都防災会議がまとめた報告書では、特に火災旋風の危険性が高い地域として7カ所が挙げられている。それは、やはり世田谷区、中野区、新宿区、杉並区といった住宅密集地の公園などである。94年前と同様に多くの人々が避難している状態で火災旋風が起これば、大半が焼死する可能性が考えられるだろう。

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