首都直下地震・M8クラス直撃は近い! 計算ミス発覚
首都直下巨大地震・M8クラス直撃の危機が近づいている! 大地震の発生間隔に1800年もの計算ミス発覚、超ヤバい事態

東京など首都圏に暮らす人間にとっては、ありがたくない情報が飛び込んできた。関東南部の沖合で周期的に発生する巨大地震のうち、江戸時代の元禄地震と同じタイプの地震が、これまで国の規定では2300年間隔とされていたものが、実は約500年間隔で発生し得ることが、産業技術総合研究所(以下・産総研)などの研究によりわかったのだ。前回の元禄地震の規模はM8.2ほどだったと推定されるが、同規模の地震が現代の東京を襲えば、とてつもない被害が予測される。そこで今回は、元禄地震の再来時期や被害について考えてみたい。
■元禄地震の再来、思ったよりもずっと早い!
今回問題になっている「元禄型地震」とは、神奈川県の相模湾から千葉県の房総半島南東沖にかけての「相模トラフ」と呼ばれる地域で起きることが想定されている。西はフィリピン海プレート、東はオホーツクプレート(旧概念では北米プレート)、さらに少し北へ行くと神奈川県・静岡県・山梨県の県境付近でアムールプレート(旧概念ではユーラシアプレート)と、3つのプレートが重なり合う境界に位置する、日本で最も危険な地帯のひとつといえるだろう。

研究グループが、元禄地震の震源域に近い千葉県南房総市で地震の痕跡を調査したところ、これまでわかっていた海岸線の痕跡のうち3本で、隆起した年代が800~2000年新しかったことが判明。結果として、元禄地震と同タイプの地震の発生間隔が、これまでの約2300年間隔ではなく、最短で約500年間隔であることが判明したという。このタイプの地震で直近となる元禄地震は、1703年12月31日に発生し、震源は房総半島の南端から10~20km南方沖だったが、6000人以上が命を落としたという。
政府の地震調査研究推進本部では、これまで元禄型地震の発生確率を「今後30年以内で0%」、つまり起こる可能性が“ない”としてきた。しかし今回、地震発生間隔が2300年から500年に短縮されたことによって、今後は想定の大幅な見直しが必須となるだろう。
■巨大地震、火山噴火…… “大災害の連鎖”が始まっている!?
8日の記事で紹介したが、1702年に北朝鮮の白頭山が噴火した後に日本で始まった“大災害の連鎖”の一例として、元禄地震が挙げられる。18世紀の白頭山噴火の翌年から、下記のような大地震・大噴火の連鎖が発生していたのだ。

1702年:白頭山噴火
1703年12月31日:元禄関東地震(M8.2)、関東南部に津波、死者6700人。
1705年5月24日:阿蘇山付近で地震
1707年10月28日:宝永地震(南海トラフ、M8.4~8.6)、関東~九州で津波、死者4900~2万人。
1707年10月29日:宝永富士宮地震(M7.0)
1707年12月16日:富士山宝永噴火
1708年2月13日:紀伊半島沖地震(M7クラス)
北朝鮮が繰り返す核実験が白頭山の噴火を誘発する可能性がある以上、これまで想定されていなかった元禄型地震、つまりM8クラス(最大M8.5)の巨大地震は十分に発生し得るものとして、直ちに被害想定を見直す必要がある。その際に参考にすべきは、もちろん300年前の元禄地震が江戸の街にもたらした被害である。
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2023.03.20 11:00スピリチュアル首都直下巨大地震・M8クラス直撃の危機が近づいている! 大地震の発生間隔に1800年もの計算ミス発覚、超ヤバい事態のページです。百瀬直也、富士山噴火、江戸時代、首都直下地震、白頭山、元禄地震、地震調査研究推進本部、産業技術総合研究所などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで
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