イエローストーンの破局噴火で人類滅亡が近い!
米・イエローストーンの破局噴火が迫っている!? 火山灰が降り注ぎ、全地球が氷河期突入、人類滅亡へのカウントダウンが始まった!

巨大な間欠泉などで観光地としても人気が高い米国中部のイエローストーン国立公園では、この数カ月ほど7000キロ四方くらいの地域で小規模な地震が続いている。そして今、ついに科学者たちの間で「破局噴火」を懸念する声が上がってきた。たとえ噴火しても日本には影響がないと思われるかもしれないが、それは大きな間違いだ。なんと、破局噴火は地球に10年間にわたるミニ氷河期をもたらし、人類の存続さえ危ぶまれる事態もあり得るというのだ。
■破局噴火の恐怖とは?
アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがるイエローストーン国立公園では、6月12日に群発地震が始まり(最大M4)、その回数は8月の時点で1500回を超えている。同国立公園は北米最大の火山地帯に位置し、地下には世界最大のマグマ溜まりがあるといわれる。

過去を紐解くと、この巨大火山では約210万年前、約130万年前、約64万年前と、3度の超巨大噴火が起きている。地下のマグマが一気に噴出する壊滅的な噴火形式を火山学用語で「ウルトラプリニー式噴火」というが、日本では「カルデラ噴火」あるいは特別巨大なカルデラ噴火のことを「破局噴火」と呼ぶ。イエローストーンにおける過去3回の噴火は、規模からして破局噴火と呼ぶにふさわしいものだった。
破局噴火の恐怖については過去に何度か紹介したが、たとえば九州で破局噴火が起きると日本が滅亡する可能性さえ生じてくる。それは通常とは比較にならないくらい大規模な噴火で、もしもイエローストーンが噴火すると、なんと雲仙普賢岳の1千万倍の威力という想像を絶する大噴火となる。噴出した溶岩によって全米の半分以上が覆われ、9万人が命を落とすと見積もられている。

■いつ起きてもおかしくない危機的状況
今回、米国のメディアは当初「破局噴火の可能性は極めて低い」という科学者の見解を紹介するにとどまっていた。たとえば、ユタ大学のジャミー・ファレル教授は、6月時点でニューズウィーク誌の取材に対して「これら一連の地震がイエローストーンの火山噴火に至る可能性は低い」と語っている。実は2010年にも2500回近い群発地震が起きているが、破局噴火に至らなかったことから科学者たちの多くは静観の態度を示していたのだ。
ところが、地震の回数が増えるにつれて破局噴火を危惧する声が聞かれるようになってきた。ユタ大学の関係者も、今やイエローストーンのカルデラ周辺で急速かつ顕著な隆起が見られるとして大規模な噴火に至る事態を懸念しはじめている。そもそも、イエローストーンでは60~70万年程度の周期で巨大噴火が起きており、前回の噴火からすでに60万年が経過している。そう考えると、いつ巨大噴火が起きても不思議ではないのだ。
こう指摘すると、「それは米国でのことであって、日本に暮らす我々に被害が及ぶことはない」と軽く考える読者がいることだろう。しかし、その認識は甘い。もしもイエローストーン規模の破局噴火が起きた場合、(過去にそうだったように)全地球レベルの氷河期が訪れる可能性が高く、人類存亡の危機に直結するかもしれないからだ。
■破局噴火は「世界の終わり」に直結する
英国の科学者によるシミュレーションでは、イエローストーンで破局噴火が起きた場合、それから数日以内に大量の火山灰がヨーロッパにまで降り注ぐという。そして酸性雨が降り注ぎ、世界中の農業や畜産業に大打撃を与えることで大規模な食糧危機につながる。さらに、地球の平均気温が約10度下がる寒冷期が最大で10年続くというのだ。そのような状況は、当然ながら金融危機を引き起こし、場合によっては世界各地で武力衝突や戦争さえもたらす結果となるかもしれない。
今から7万3千年前、インドネシア・スマトラ島北西部にあったトバ火山が破局噴火を起こした。この火山の痕跡は現在、トバ湖というカルデラ湖として残されているが、この噴火により地球の平均気温は5度下り、氷河期をもたらし、地球の全人口は1万人まで減少。人類は絶滅寸前の状態に追いやられたのだ。そして、このような事象は地球の長い歴史に鑑みれば決して珍しい事態ではない。
スウェーデン・ウプサラ大学のバレンティン・トロール教授は、「次の巨大噴火が起きるまで、うまくいけば何千年もかかるかもしれませんが、いずれにせよ巨大噴火の発生は時間の問題でしかありません」(ハフィントンポスト、2017年2月9日)と述べ、それはトバ火山かイエローストーンで起こる可能性が高いと指摘する。
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