「タイムトラベルが絶対に可能な理由」人気イケメン物理学者がTVで徹底解説! 現在から未来は必ず行ける!

 H・G・ウェルズの小説を筆頭に、映画からアニメまで、数え切れないフィクションのモチーフとなってきた時間旅行(タイムトラベル)――。その実現を示唆する実験の様子を、イギリスBBC放送のアーカイブから紹介しよう。


■長寿ドラマから学ぶタイムトラベル

「タイムトラベルが絶対に可能な理由」人気イケメン物理学者がTVで徹底解説! 現在から未来は必ず行ける!の画像1画像は、Thinkstockより

 1963年の放送開始以来、実に50年以上にわたって愛され続けてきた英国放送協会(BBC)のドラマシリーズ『ドクター・フー』は、いまやイギリスきっての長寿番組である。

 同シリーズの特徴は、作品の随所に盛り込まれたSF要素であり、主人公であるドクターは、さまざまな科学的手段を駆使することで、タイムパラドックスをはじめとしたあらゆる危機から世界を救ってゆくという内容だ。

 今回紹介する実験は去る2013年、この偉大なヒーローの名を冠した『The Science of Doctor Who(ドクター・フーに見る科学)』という番組内で取り扱われたものだ。映像はイギリスの著名物理学者であるブライアン・コックス教授が、観客のひとりであるジム氏とともに、青色の電球をゆっくりと上下させるところから始まる。

「タイムトラベルが絶対に可能な理由」人気イケメン物理学者がTVで徹底解説! 現在から未来は必ず行ける!の画像2画像は「YouTubea」より

■暗闇のなかの電球:ジム氏と客席の視点に現れる違い

 これよりコックス教授が説明しようとしているのは、相対性理論に基づいた「タイムトラベルの原理」である。

 ジム氏の手を借りて一定の間隔を上下している電球は、時の刻み、すなわち「時計」を表している。舞台脇から現れたスタッフが台車を押し始めると、その上に座っているジム氏はされるがままになって、舞台の上を往復する。

 観客席から漏れる笑いをよそに、スタジオの明かりが落とされると、暗闇の中で運動を続ける電球だけが確認できるようになる。

 ここで注目してもらいたいのが、全体の画面と、左下に表示される小さな画面とにおける電球の動きの違いだ。ジム氏の視点である小さな画面において、電球は直線を描いているが、客席からの視点である全体の画面においては、電球は波のように、連続する三角形を描いているのである。

「タイムトラベルが絶対に可能な理由」人気イケメン物理学者がTVで徹底解説! 現在から未来は必ず行ける!の画像3画像は「YouTubea」より

 映像の編集によって残像が表示されると、その違いはより鮮明に捉えることができる。タイムトラベルを理解するにあたって、この違いは一体何を示しているのだろうか?

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