ダイビング中に急浮上した人間は“風船男”になる
【閲覧注意】ダイビング中に急浮上した人間は“風船男”になる! 血液中の窒素が気化、全身パンパンに膨張して… 「潜水病」の恐怖!

スキューバダイビングの際に見舞われるトラブルの1つに、気圧の高い水深から水面へと急浮上することで起きる「減圧症」(通称:潜水病)がある。気圧の急激な変化に起因する節々の腫れや脳の損傷、頭痛や麻痺、目まいや吐き気といった症状が現れ、重度であれば死に至ることも……。
過去には、ダイビング歴15年のベテランダイバーが安全停止を怠り急浮上した結果、意識を失い搬送先の病院で死亡する事故が起きている。減圧症の治療法は「高圧酸素療法」しか存在せず、自然治癒の可能性はほとんど見込めないという。

そして今、英紙「Daily Mail」が減圧症によって上半身がパンパンに膨張したペルー人男性の姿を報じ、世界中に衝撃が走っている。

漁師を営むアレハンドロ・ラモスさんは4年前、潜水時に急浮上したことが原因で減圧症を発症した。気圧の急激な変化をもろに受け、圧縮されていた血液中の窒素が急速に気化し、体内に気泡が発生。結果、彼の上半身はまるで空気を入れた風船のようにパンパンに膨れ上がってしまったのだ。

その後、アレハンドロさんは治療により、体内で気泡になった窒素の約30%を排出することに成功している。しかし、それでもなお高血圧や全身に走る激痛、歩行障害に苦しみ続けているという。
減圧症は、もちろん人間だけが襲われる症状ではない。昨年3月には米・オレゴン州で、減圧症と同じ症状に苦しむウミガメが発見された。肺炎や低体温症になっていたばかりか、体内に発生した気泡が原因で海中に潜れなくなっていたという。その後、シアトルにある水族館に移送されたウミガメは、人間以外で初めて高圧酸素療法による治療を受けた。

アレハンドロが元の体を取り戻す日は、一体いつになるのだろう……。読者もダイビングの際には十分注意していただきたい。
参考:「Daily Mail」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
- 人気連載
西日本の某所に超厳格な“セックスの伝統作法”を受け継がれていた場所が存在!
【日本奇習紀行シリーズ 西日本】 世の中には実に様々...
- 人気連載
あなたが「モテない本当の理由」がわかる4択占い! 会話下手、自分好き、個性なし… Love Me Doが容赦なく指摘、モテ指南も!
■モテない理由 「公園で、子どもたちが何かを見て『仲良し...
【閲覧注意】ダイビング中に急浮上した人間は“風船男”になる! 血液中の窒素が気化、全身パンパンに膨張して… 「潜水病」の恐怖!のページです。アメリカ、漁師、ペルー、風船、北原大悟、膨張、スキューバダイビング、減圧症、潜水病などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで
- 超日本
- 西日本の超厳格な“セックスの伝統作法”
- 超海外
- 標的が一瞬で“蒸発”! 米軍の最新最恐レーザー兵器
- 超科学
- 標的が一瞬で“蒸発”! 米軍の最新最恐レーザー兵器
- 超異次元
- 郷ひろみに●●の霊が憑依! 現場カメラマンが目撃
- 芸能
- コロナ禍の自粛で「顔が激変」した芸能人3人!
- 超刺激
- 4階から落下した大学生7人が“一瞬で死んだ”決定的瞬間
- 超ART
- 過激な描写で各国上映中止『殺しが静かにやって来る』
- インタビュー
- 本当に使える「波動グッズ」3つを専門家・広瀬学が徹底紹介!
- イベント
- “ストリートアート”の正体に迫る超濃密な講義イベント
- TV
- トカナ配給映画『野良人間』ヤバすぎる予告編解禁!!
- STORE
- Rockin’Jelly Bean×橋本梨菜×TOCANAコラボTシャツ爆誕