「大地震・洪水の連鎖が400年周期で起きる」国の調査で判明! 現在サイクル突入中、3つの危険地帯はどこ?

「大地震・洪水の連鎖が400年周期で起きる」国の調査で判明! 現在サイクル突入中、3つの危険地帯はどこ?の画像1イメージ画像:「Thinkstock」より

 年々深刻度を増す環境問題に関して、驚くべきニュースが飛び込んできた。樹齢数千年の古木を調査したところ、なんと気候変動には400年の周期性が存在することがわかったというのだ。そして現在は、その400年に1度のタイミングに突入し、今後さらなる大地震・大水害の発生が懸念されるようだ。これは「総合地球環境学研究所(地球研)」の中塚武教授による研究成果だが、今から400年前を調べてみると、ちょうど慶長地震をはじめとする一連の大災害シリーズがあった時期と重なる。では、これから日本のどこで、どのような災害が起きる可能性があるのか、過去を紐解きつつ検討してみたい。


■自然の異物から災害発生を知る「古気候学」がヤバい

「大地震・洪水の連鎖が400年周期で起きる」国の調査で判明! 現在サイクル突入中、3つの危険地帯はどこ?の画像2画像は「総合地球学研究所」より引用

 地球研は京都市にある国立研究所で、生物地球化学・古気候学(こきこうがく)を専攻する中塚武教授は気候適応史プロジェクトのリーダーだ。同プロジェクトは、過去の気候変動などが当時の社会にどれだけ影響を与えたか調査するもので、その中に「古気候学グループ」が含まれる。この古気候学とは、あまり聞き慣れない分野だが、過去の気候変動を研究し、今回のように古木など自然の遺物から災害発生のサイクルを見出したりする。

 中塚氏の研究について見解を求められた元前橋工科大学教授の濱嶌(はまじま)良吉氏は、1600年頃から1700年代初頭にかけて著しい洪水が頻繁に発生していたことを指摘した上で、「1611年には北海道沖でM9クラスの大地震(慶長三陸地震)が発生している。この地震は400年サイクルといわれ、中塚先生の400年に1度の水害予測と時期が重なっている」(日刊ゲンダイ、2017年9月13日)と語る。

 濱嶌氏が指摘する慶長三陸地震は、1611年12月2日に発生したM 8~9クラスの巨大地震と考えられているが、奇しくもちょうど400年後に同じ三陸沖で、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災、M9.1)が発生した。この400年サイクル説がもっと早く注目されていれば、三陸沖の巨大地震に対して防災意識を高めておくことができたかもしれない。

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