美女ばかり30人以上殺した元祖シリアルキラー テッド・バンディ
【閲覧注意】美女30人以上を月1ペースでレイプ&殺害&脱獄! 元祖シリアルキラー、テッド・バンディの圧倒的頭脳と狂気!
若かりし頃のハンニバル・レクター博士のようなイケメンで天才の連続殺人犯というギャップのあるキャラクターは、現在ではありふれていて食傷気味ですらある。だが、「ハンサムで頭脳明晰なシリアルキラー」というキャラクターにも元ネタが存在する。その名はテッド・バンディ。少なくとも30人以上の若い女性を殺害した連続殺人鬼である。

■内向的な優等生だった子供時代
セオドア・ロバート・カウエルこと、のちのテッド・バンディは、1946年11月24日に米国バーモント州バーリントンで私生児として生まれた。彼の生物学的な父親は現在も不明とされている。敬虔なクリスチャンだった祖父母は未婚の娘ルイーズの出産を恥じ、赤ん坊を一度施設に送り、それから自分たちの子供としてフィラデルフィアの家に迎え入れた。祖父は孫を溺愛したが、気性の荒い性格でたびたび家族に暴力を振るったという。
テッドが4歳の頃、母ルイーズは息子を連れてワシントン州タコマへと移住した。幼少期のテッドは実の母を姉だと信じていたようで、彼がいつ真実を知ったかは定かでない。やがてルイーズはジョン・カルペパー・バンディという男性と結婚する。それに伴い、テッドもバンディ姓に改めた。彼は学もなく貧しい義父を嫌っていたという。

高校時代のバンディは成績優秀だが内向的で、あまり目立たない生徒だった。後年に彼はコミュニケーションを取る意味がわからなかったと語っている。窃盗などの犯罪にも手を染めており、立証はされていないがすでに殺人も犯していたのではないかという説もある。
■運命の出会い

優秀だが地味な学生だったバンディは、大学で運命の女・ステファニーと出会う。長い黒髪を真ん中で分けた美女であった。社会的底辺層の私生児という生まれにコンプレックスを抱いていたバンディにとって、裕福な家庭の出で洗練された都会的な美人であるステファニーは、まさに理想の女であった。バンディはステファニーとの交際にこぎ着けたが、飽きられてすぐに捨てられた。彼は大学にも通えなくなるほど落ち込んだ。

自分を捨てたステファニーを見返すため、バンディはマナーを身につけファッションセンスを磨き、社交的に振る舞うようになった。心理学や演劇学を学び、「ハンサムで頭脳明晰な男」に生まれ変わった。ワシントン州の共和党事務所に出入りして選挙活動を手伝い、自殺救済電話相談室でのボランティアに励み、目覚ましい活躍をして頭角を現した。溺れた子供を救助して表彰されたこともあった。
ただ、その一方でバンディは覗きや窃盗を常習するようになっていた。彼はデパートや高級住宅地などに侵入し、高級な衣服や家電をたびたび盗んでいた。転売するためではなく、自分で使うためにだ。彼は自分の収入では得られないような高級品を好んでいた。
紆余曲折があったものの、生まれ変わったバンディは再びステファニーの前に現れた。振られてから6年後のことだ。バンディからは以前の子供っぽさがすっかり消えていて、ロースクールに通い、共和党員としても高い評価を受ける前途有望でハンサムな青年になっていた。二人はすぐに交際を始め、婚約した。だが、婚約からたったの二週間後、今度はバンディがステファニーを捨てた。
バンディの努力は明らかにステファニーとヨリを戻すためのものだった。それなのにすぐに彼女を振ってしまったのは、かつて振られた復讐や仕返しであったとされる。あるいは、夢にまで見た理想の女の現実に幻滅し、己の本当の望みを知ったことが理由かもしれない。

処刑前にバンディは、獲物を狩り、捕らえ、所有することが楽しかったのだと語っている。彼が真に望んだのは美しい女の体を支配することだけで、心や愛はいらなかった。バンディがシリアルキラーとして活動し始めたのは、ステファニーと別れた直後である。
■怪物の誕生
公式記録に残るバンディの最初の事件は1974年1月4日に起こっている。被害者はワシントン大学に通う18歳の女性だった。バンディは彼女が暮らしていた地下室に侵入し、眠っていた被害者の頭をベッドのスチール製フレームで殴り、さらにその鉄棒を使って彼女に性的暴行を加えた。幸いにも彼女は一命を取り留めたが、脳障害が残り、事件のことも覚えていなかった。
2月1日、二人目の犠牲者も友人とシェアしていた家の自室で寝ているところを襲われた。彼女は殴打され、気絶したところで連れ去られた。翌日、同居していた友人が血まみれのベッドを発見、警察に通報した。彼女の遺体の一部は一年後に発見された。
これ以降、バンディはおよそひと月に一人を殺害していった。バンディは左手にギブスをはめてけが人を装い、女性たちに自分の車まで荷物を運ぶのを手伝ってほしいと声をかけた。そして車に乗ったところで殴りつけ、気絶させて郊外まで運び、そこで殺害しレイプするというのが彼のやり方だった。この手口で、1974年の3~8月までに7人が犠牲となっている。被害者は皆、長い黒髪を真ん中で分けている10~20代の若い女性ばかりだった。

その年の秋には、ワシントン州やオレゴン州の郊外で被害者たちの遺体が次々に発見された。警察も、ギブスをはめた若いハンサムな男がフォルクスワーゲンに荷物を運ぶよう依頼する事案が多発していることを把握し、この男を探していた。警察には多くの情報提供があり、その中にはバンディの情報もあったが、誰もアメリカ的好青年のバンディが連続殺人犯だとは思わなかった。

8月、バンディはユタ州ソルトレイクシティへと引っ越した。ソルトレイクシティでの最初の殺人は10月2日だった。12月までにバンディは少なくとも5人を殺害している。手口は以前と同じで、けが人を装って車まで誘導し、頭部を殴りつけて気絶させて運ぶというものだ。遺体は膣だけでなく肛門も犯されており、ストッキングやソックスで絞殺されていた。
なお、ユタ州ではただ一人、バンディの魔手から逃れた被害者が存在する。彼女は警官を装ったバンディに騙されて彼の車に乗り、郊外へ連れ出されたが、手錠をはめられそうになって逃亡した。彼女の情報が後の逮捕につながった。
翌1975年、クリスマス休暇を終えたバンディはコロラド州で殺人を再開する。6月までに少なくとも5人が殺害された。
この年の8月16日、バンディはフォルクスワーゲンを運転していたところを警察に止められた。彼はなぜ自分が職務質問を受けているのかわからないという態度を通したが、警察が車を捜索すると、手錠やアイスピックにロープ、シーツの切れ端などが出てきた。そして以前にたった一人助かった女性が面通しして、バンディこそが彼女を襲った犯人だと証言した。

■二度にわたる脱獄
バンディは誘拐の罪で禁固1~15年の判決を受けた。警察は過去の連続殺人とバンディとのつながりを捜査し、ついに殺人事件でも起訴した。だが、この裁判中に彼はとんでもないことをやってのけた。1976年6月7日、休廷中に裁判所の二階の窓から飛び降りて逃亡したのだ。バンディは山中に隠れたが、一週間後に捕まった。
刑務所に連れ戻されたバンディだが、彼は諦めていなかった。弓のこで独房の天井に穴を開け、1977年12月30日の夜に脱走したのだ。バンディは車を盗み、空港に行ってシカゴへと移動した。さらに列車とバスを乗り継いでフロリダ州タラハシーへとたどり着いた。彼は偽名でアパートを借りた。
1978年1月15日深夜、バンディはカイ・オメガ女子寮に侵入し、就寝中の女子学生を次々に襲い、頭をこん棒で殴りつけた。一人の女子学生は乳首を噛み切られ、肛門にスプレー缶を突っ込まれて殺された。さらに別の寮を襲い、この夜だけで2人を殺害、3人が重傷を負った。以前の慎重さは消え、獣のような強暴性だけが残っていた。

2月9日、バンディは最後の事件を起こす。被害者は12歳の少女で、学校の前で連れ去られ、レイプされて絞殺された。2月15日、バンディは盗難車を飲酒運転しているところを逮捕された。
■犯罪界のスーパースター
バンディの凶行は全米を驚愕させるとともに、熱狂を巻き起こした。この後もバンディは自ら弁護を行う、裁判中に結婚する、その妻との間に一女をもうけるなどのスキャンダラスな行動で幾度となく脚光を浴びた。死刑判決を受けた後も、未解決のグリーンリバーキラー事件など連続殺人の捜査に協力するなど、話題には事欠かなかった。

彼の示した新しい犯罪者像――高等教育を受けた知性溢れるインテリで、一見すると誰にでも好かれるハンサムな好青年が、裏では次々と女性を手にかける連続殺人鬼――はすぐに映画や小説のキャラクターとして流用され、人気を博した。「シリアルキラー」という言葉もバンディのために生まれたのだ。
1989年1月24日、バンディは電気椅子により処刑された。刑務所の周囲では処刑執行を祝って大勢が集まり、歓声を上げ、花火まで打ち上げたという。
参考:「Biography」、「Murderpedia」、ほか
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