【閲覧注意】アサド政権による空爆直後、地獄と化した街が悲惨すぎる! 血塗れ幼児、生き埋め老人… ISは去っても殺戮は続く=シリア
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現在、「イスラム国(IS)」の弱体化が鮮明となった中東シリアでは、アサド政権軍と反体制派勢力による攻防戦が激しさを増している。今年9月にはアサド政権軍が、反体制派勢力の支配下にある同国ホムス県やイドリブ県に対する集中的な空爆を実施。降り続いた爆弾の雨は、多くの都市を破壊し、40人以上の民間人が犠牲になった。
空爆による犠牲が深刻化するイドリブ県では、今月8日にも民間人の居住区を狙った空爆が発生している。海外動画共有サイト「LiveLeak」には、空爆直後の地獄のような街の光景を収めた動画が投稿されている。
崩壊した建物からは火の手が上がり、地面には粉々になったガラス片や木材などが散乱――。路上に停車する車からも轟々と炎が立ちのぼる中、大きな叫び声を上げて必死に住民を避難させようとする救助隊員らの姿も見える。そして映像には、全身血だらけの子どもや意識を失った老人が、崩壊した建物内から救い出される様子も……。瓦礫の下に生き埋めになった人々の救助は困難を極めることが予想される。
この空爆被害に見舞われたのは、民間人も数多く暮らしているイドリブ県マアラトアンヌウマンの市場だった。同地域は反体制過激派組織「シリア解放機構」の支配地として知られることから、アサド政権軍による空爆の標的にされたとの見方が強まっている。英国の非政府組織「シリア人権監視団」によると、この空爆で子どもを含む10人以上の民間人が犠牲になり、約20人が負傷しているという。
民間人が空爆の被害に巻き込まれる事例は、同国東部デリゾール県でも起きている。今月4日、アサド政権軍とロシア軍が行った空爆では、避難途中だった市民50人近くが死亡している。「シリア人権監視団」の報告では、犠牲者のほとんどが女性や子どもだったという。
今年9月にはトルコ・イラン・ロシアの3カ国が、イドリブ県周辺での武器使用を禁止する安全地帯を設置することで合意した。この取り決めによって民間人の被害が食い止められることを期待したい。
(文=北原大悟)
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体制側の攻撃だけが酷いわけではない。
反体制側につくアメリカも昔から大勢の民間人を巻き込んできたのは誰もが知ってるはずだ。