奇習! 互いの顔も見えず、声も出せずに肉体を貪りあう新郎新婦…! 東北に実在した伝統的「目隠しセックス婚」とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

matching_2.jpgイメージ画像:「Thinkstock」より

 極端すぎるほどにしんと静まり返った沈黙の中で、粛々と進められる“婚礼の儀式”。その沈黙は、その後も暫く続けられるのだという。


「式がね、終わるとだけども、花嫁花婿を残して、みんな外に出るんだよね。それで、最後の一人がね、彼らの肩をポンと叩くわけ。そしたら、目隠しをとらないままで、そのまま最初の交わりをするのよ。うん、そのときだって、声を出しちゃいけないからね、妙な雰囲気だと思うよ」


 関係者すべてが退座した後で、お互いの顔すら見えぬままに、肉体を貪りあい、最初の交わりを行うという新郎新婦。その後、その一部始終を物陰から観察している見届役の世話人は、それぞれが果てたことを確認するや、再び現れると、無言で彼らの衣服を整えて、往路と同様に目隠しのまま手を引き、それぞれの実家へと帰すのだという。これが同地における“婚礼の儀式”の全容だ。


「しばらくしてさ、その交わりで子どもがね、できたらさ、そこで正式な夫婦になってね、そこからは一緒になって普通に暮らすことができるんだけれども、子どもができていなかったらね、夫婦にはなれないの。今にして思うと、なんだかおかしな習慣だよなぁ」


 このなんとも不可思議な儀式を経ても、結婚まで漕ぎ着けることのできなかったカップルは、その後、再び世話人たちからお声がかかるまで、無条件に独身でいることを強制されるのだという。自由恋愛が当たり前となっている当世の人々からすれば、なんとも理不尽極まりないシステムであるが、藤岡さんの話によると、正式な夫婦になれる確率は「ほぼ6割くらい」とのこと。この確率を高いと見るか、低いと見るかは、大きくその見解がわかれるところかもしれない。
(取材・文/戸叶和男)


●戸叶和男の記事一覧はコチラ

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。