「脳に届く共通のダイレクトメッセージ」に苦しむ人が急増中! 拡大する謎の現象「TI」の恐怖が妄想では済まされないレベル!

英国のTI(左からショーン、キーレン、フィオナ) 動画は「VICE」より

 このビデオの中でTI被害を訴えるイギリス人のフィオナは、何者かに電磁波を照射されるため、家を移動し続けなければならないとインタビュアーに話す。

 彼女は電磁波を避けるための鉛でできた重いエプロンや帽子、身体を覆うアルミホイルを常に持ち歩いている。最近ではどこに行っても電磁波の照射から逃れられないので、ついに貸し倉庫の部屋で眠るありさまだという。

 また、イギリス人のキーレン・リーはTIコミュニティの主要メンバーだが、体内にインプラントが埋め込まれていると訴える。彼はインプラントを取り出すためにMRI撮影までしたが、医者は彼の体内は全く正常だと言い、精神科医に会うことを勧められた。

 さらにショーンという男性は、自分の留守中に自宅に何者かが侵入し、愛犬を傷つけ、家の外壁タイルを何度も割られたと報告する。そして彼もまた、自分の身体にはインプラントが入っていると訴えている。

 彼らのようにインプラントが身体に埋め込まれていると主張する人たちは、それを取り除くために手術で肉を切除することも試みる。フィオナはマイクロチップを取り出すために、医者に指を切開してもらったと語る。そしてキーレンは医者が手術を拒んだので、自分でうなじ部分を切開したのだ。

「脳に届く共通のダイレクトメッセージ」に苦しむ人が急増中! 拡大する謎の現象「TI」の恐怖が妄想では済まされないレベル!の画像2TIコミュニティのメンバー 画像は「YouTube」より

■社会現象としてのTI

 米国の同時多発テロ事件以来拡大しているTIコミュニティは、少なく見積もっても1万人以上と見られる。このコミュニティはインターネットによって拡大し、政府の監視に対し恐れを抱いている。

 精神科医によると、このコミュニティの人々には妄想性障害や統合失調症を抱える患者が多いという。また別の専門家は、何千人もの精神的な問題を持つ人々が一緒になり、彼らの妄想を真実と認めさせるコミュニティを形成することは憂慮すべき事態であり、計り知れない危険をはらんでいると警告する。

 集団ストーカーの唯一の研究者と思われるロレイン・シェリダン博士は、彼らには他のグループとは別の危険性があると指摘している。シェリダン博士はこれを「エコーチェンバー」現象と呼ぶ。「エコーチェンバー」現象とは、閉じられた空間で同じ意見の人だけが集まり、話し合っているうちにそれが共鳴し合い、絶対に正しいことだとメンバー同士で信じてしまう現象を指す。シェリダン博士は法医学精神科医デビッド・ジェームズ博士と共に、128の「集団ストーカー」例を実際に検討したが、すべてのケースでそれはほとんど妄想であったと結論づけた。

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