めちゃイケ、みなさんの後番組はテレビ東京のパクリになる!? 独自路線を貫けないフジテレビの現状

 フジテレビが2018年春の改編で、ふたつの長寿番組の打ち切りを決めた。『とんねるずのみなさんのおかげでした』と『めちゃ×2イケてるッ!』だ。『みなさん』は、幾度かの放送休止やタイトルの変更を挟みながらも1988年から放送されてきた番組であり、『めちゃイケ』も前身番組『めちゃモテ』から数えれば22年にわたる歴史がある。

 しかし、当然ながら終わる番組があれば新番組もある。4月からは一体どのような番組がスタートするのか。放送開始まで半年を切っているが、後枠の内容について関係者に話を聞いた。

「正直、最終決定はまだ出ていません。ただ、オールロケの番組になり、なおかつ一般人が出演者となる路線の番組が濃厚です」(テレビ局関係者)

 企画内容こそ未定のようだが、ある程度の方向性は決まっているようだ。だが、この番組は始まる前からフジテレビの苦境ぶりを物語っているようだと話す。

「今のフジは、とにかくお金をかけた番組はできません。そのため、大物芸能人を出すような新番組企画は通らないのです。そのため、テレビ東京が得意としているような視聴者をロケしてバラエティーにする企画をどんどん立ち上げたいと考えています」(同)

 テレビ東京では『Youは何しに日本へ?』『家、ついて行ってイイですか?』など一般の方々に密着する形のバラエティーがたしかに多い。こうした番組をフジテレビでも立ち上げたいという。

「ロケ番組はスタッフの人件費だけで済みますし、スタジオも豪華にする必要がなくセット代もかかりません。そのため低コストで制作できるんです。だからこそ、今後はこの方向に全番組をシフトさせていきたいと考えており、『みなさん』や『めちゃイケ』の後枠もその方向で検討されているといわれています」(同)

 低コストという意味では優れた番組かもしれない。しかし、二番煎じでいいのであろうか。

「その点は局内でも様々な意見があります。急場しのぎにはなるでしょうが、視聴者出演バラエティーはやはりテレビ東京が作り上げたものですから、自局として新たなムーブメントを生み出さなければ未来がないといわれています」(同)

 やはり局内でも賛否両論あるようだ。自ら企画を練り出し、かつてのような輝きを取り戻してほしいものだ。
(文=吉沢ひかる)

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