【画像アリ】今度はチョコレートに蛆虫が混入! 食の安全が“完全崩壊”した中国の現在

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【日刊サイゾーより】

 食の安全を軽視した事件が後を絶たない中国で、今度はチョコレートが問題になっている。

「澎湃新聞」(11月11日付)によると、江蘇省響水県に住む李さんの娘(12歳)は10月25日夜、「蘇果」というスーパーで、8元(約135円)でチョコレートを購入した。夕食後に娘がそれを食べると、間もなく腹痛を訴え始めた。李さんはひと晩寝れば治まると思っていたが、夜中になると病状は悪化。嘔吐と下痢が止まらなくなった。翌日、病院に連れていくと、不衛生な食品を口にしたことによる食中毒だと診断された。

 当日の夕食は粥と中華パンだけであり、それが原因とは考えにくい。李さんはチョコレートを疑った。娘が食べた伊・フェレロのキンダーチョコレートの包装を見ると、製造日は2017年5月3日。賞味期限は10カ月後なので問題ないはずだが、李さんがチョコレートを割ってみると、ニョロニョロと動くものがあった。なんと、蛆(うじ)虫が混入していたのだ。

 李さんは、すぐに購入したスーパーとメーカーに問い合わせたが、回答はなかった。そこで響水県市場監督管理局に告発。担当者がスーパーを調査すると、すでに問題のチョコレートは棚から撤去されており、店はチョコレートに蛆虫が混入していたことを認めたのだった。

 驚くべきことに、フェレロのチョコレートに蛆虫が混入していたのは、このケースだけではない。「新民晩報」(11月8日付)によると、上海市でも蛆虫が確認されたと報じている。

蛆虫が混入していたチョコレートは、浙江省杭州市で製造されていた

上海でも、フェレロのチョコレートに蛆虫が混入していた
 11月3日、同市に住む王さんがフェレロのチョコレートを食べていると、包み紙の上に蛆虫と黒い虫が動いているのを発見した。よくよく見ると、たった今チョコレートを食べたばかりの手にも虫がついていた。つまり、虫はチョコレートに付着していたのだ。

 王さんは、フェレロの中国版Twitter「微博(ウェイボー)」公式アカウントのコメント欄に、連絡先を書き込んだ上で対応を求めた。ところが数日たっても何の連絡もなく、完全にスルーされてしまったという。

 同紙によると、中国で製造されるフェレロの菓子は、たびたび衛生面で問題を起こしているという。まるでロシアンルーレットである。外資企業が不祥事を起こすと、当局から鬼の首を取ったように叩かれるのが中国の常だが、大事に至っていないのは、共産党とよほど太いパイプを築いているからだろうか。ともあれ、中国では、フェレロのチョコレートは口にしない方がよさそうだ。
(文=中山介石)

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