“誰かが死んだ部屋”に住み続ける芸人・松原タニシが体験した“なんでもなくない”日常【事故物件】
――【新連載】事故物件に住み続ける芸人・松原タニシが綴る、事故物件における事故物件ならではの“なんでもなくない日々”。
事故物件。誰かが死んだ部屋。僕はそこに住んでいる。
今や空前の事故物件ブーム。ここ数年で「事故物件」というワードは事故物件公示サイト『大島てる』の浸透もあり、最早世間に十二分に認知されたと思う。しかし、まだまだ一般的には分からない部分が多いであろう事故物件。
「事故物件に住まない為には?」
「事故物件の見分け方は?」
「一回誰かが住めば告知義務が無くなるって本当?」
などなど、事故物件を“避ける為”に気になる点はいろいろあると思うが、それらの専門的な部分は事故物件公示サイト『大島てる』の管理人・大島てる氏に任せるとして、僕が言えるのは、
「事故物件って住んでみたらどんな感じ?」
のオカルト的知的好奇心の部分。
「事故物件住みます芸人」として、今まで5年間で5軒の事故物件に住んできた僕が、いわゆる「事故物件」と呼ばれる物件に実際に住んでみて感じた事、そして体験した現象を、これからお伝えしていこうと思う。
まず一番気になるのはやはり「幽霊が出るかどうか」ではないだろうか?
事故物件に纏わる怪談話は巷に山ほど存在する。あたかも世の中全ての事故物件には必ずや幽霊が現れるかのように。
そして残念な事に大抵は「ある知人」の話だったりする事が多い。当事者の話であったとしても、昔住んでいた部屋であったりとかで、「居住なう」はあまり聞かない。
よくあるパターンとしては、ベランダの窓に首を吊っている人影が映ったり、押入れから誰かが覗いてたり、金縛りに遭って女が首を絞めてきたり……。で、「後にわかった事だがこの部屋は数年前ある女性が自殺をした部屋だった」みたいに締め括る話が多いように思う。
しかし、正真正銘「居住なう」である僕が言えるのは、「ほとんど出ない」という事である。
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