クリスマス前にテロの危険が高まっている2つの理由を徹底解説!日本はホームグロウン・テロに注意!

――軍事研究家・塩原逸郎が緊急寄稿!  

【警告】クリスマス前にテロの危険が高まっている2つの理由を徹底解説!日本はホームグロウン・テロに注意!の画像1画像は、Thinkstockより

 クリスマスを前に、街の雰囲気も非常に華やかとなってきた。しかし、このような時期だからこそ、我々は警戒を怠ってはならない。一般市民を標的とする卑劣なテロは、むしろこうした穏やかな時期に発生する可能性が高いのである。そして、欧米諸国のみならず、日本でもテロが起きる可能性は充分に考えられるのだ。

 この時期、我々が特に警戒しなければならないのは、「ホームグロウン・テロ」と呼ばれるものである。これは、ISISやアルカイダといったテロ組織に直接は関係しないものの、その過激で歪んだ思想に感化された人物が起こすテロの事だ。代表的なものとしては、2013年のボストンマラソンでの爆弾テロ事件、2016年のブリュッセル連続テロ事件などが挙げられる。


■ホームグロウン・テロがクリスマス前に高まる2つの理由

 ではなぜこの時期なのか?

 まず、クリスマスや年末年始といった時期は多くの人々が街に繰り出す時期であり、なおかつ警戒心も下がる時期だからである。これを念頭に置いたテロは、実際に2016年12月19日に、ドイツ・ベルリンで発生した。買い物客や観光客で賑わっていた「クリスマス・マーケット」にトラックが突入し、12名が死亡した事件がそれだ。同23日にイタリア・ミラノにて射殺された犯人のチュニジア人の男は、ISISに忠誠を誓っていた。

 次に、中東でISISが劣勢である事が理由として挙げられる。2014年6月に「イスラム国」として建国を宣言したISISはシリア・イラクにまたがる広大な支配地域を有していたが、その後イラク政府、シリアのアサド政権、クルド人勢力、米主導有志連合といった諸勢力の猛攻を受け支配地域を徐々に縮小、現在はシリアの一部地域を掌握するに留まっている。ISISの過激で歪んだ思想に感化された人物は、この現状を見て自らも立ち上がる事を決意する可能性が高い。

 では、どこが、どういった手法で狙われるのか?

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