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※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。

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画像は、「一手Video」より

 来年度、日本では生活保護基準が見直される。これに伴って、生活保護のうち食費や光熱費などの生活費にあたる「生活扶助費」が、受給世帯の約7割で減る見通しとなった。厚生労働省の発表を受けて、国民からは批判が噴出し、野党も国会で追及する構えだ。このように議論の的となっている日本の福祉政策だが、中国メディアの「捜狐」が伝えるところによると、中国人にとってはかなり羨ましいレベルであるようだ。

 まだまだ日本に追いつかない中国の福祉政策――。セーフティーネットから漏れる貧困層や障害者たちは、過酷な生活を強いられている。そんな彼らの実態を、中国の動画サイト「一手Video」から紹介したい。

 動画に映るのは、50代の女性と29歳の息子。彼らは安徽省からやって来て、広州省で物乞いをしているという。気丈に振る舞う母親に対して、息子の挙動がどうもぎこちない。それもそのはず、この息子は脳性麻痺で、目は見えないうえ、話すこともできないのだ。知能は1歳児と同程度だという。彼の頭の形を見る限り、恐らくは小頭症であろう。母親は、息子とともに冬の寒さをしのぎ、息子の治療費を稼ぐため、人々から施しを受けるのだった。

 物乞いが成立するのは、障害のある息子を懸命に支え続ける母親の姿に人々が同情するからだ。一方、こうした人々の善意につけこんで荒稼ぎする「物乞いビジネス」も存在する。以前トカナで紹介した通り、パキスタンではかつて、「ラットピープル」と呼ばれる小頭症児たちに賽銭を集めさせる「物乞いビジネス」がマフィアによって行われていた。同様の事例が中国でもしばしばニュースになっている。

 今年4月、貴州省遵義市の繁華街から発信された動画が世界的に注目された。この動画には、四肢の欠損した女性が歌を熱唱し、その姿に同情した人々がボックスにお金を入れていく様子が映っている。山東省広饒県に住む夫婦は、動画の女性は15年前に失踪した長女であると主張。中国のSNS「微博」で情報提供を呼びかけた。夫婦の主張に誤りがなければ、15年前まで五体満足だった少女が、何らかの理由で四肢を切断され、その後物乞いをして生計を立てている、ということになる。

 実は中国には、誘拐した子どもの手足を切断し、彼らを物乞いとして利用する「丐幇(かいほう)」と呼ばれる組織が存在するという。旅行中の女子大生が誘拐され、四肢を切断された“だるま女”として見世物にされていた――そんな日本の都市伝説が、どうやら中国ではリアルな話として存在するようだ。となれば、山東省広饒県の夫婦の長女も……!?

 そもそも、障害者が物乞いをしなければならないこと自体が異常ではないのか? 中国の福祉政策は、格差の固定化や拡大をもたらしているだけでなく、闇組織によって運営される「物乞いビジネス」まで後押ししているともいえるだろう。社会保障費の削減を推し進める日本の政治家や官僚の皆さんには、隣国で起こっている異常事態に目を向け、福祉政策の方向性についてもう少し真剣に考えてもらいたい。

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コメント

3:匿名2017年12月31日 09:17 | 返信

先々、近いうちにもっと減る(万単位)公算なー、ナマポは。
あれは国益(税金を徴収できない)にならない国民を排除するという遠回しのやり方。
政府にとってはオオグチの税金を収めてくれる国民だけが日本にいて欲しいし、みたいな。

2:匿名2017年12月31日 00:10 | 返信

金を独占して皆に配分しない富裕層に問題がある。

1:匿名2017年12月30日 23:11 | 返信

そして人権団体が障害者を見世物に使うな!
と圧力かけてきて本当の障害者も飯が食えなくなるのであった

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