「我々は地球外生命体に監視され、研究されている」MIT天文学者が結論! 宇宙人にとって人類は珍獣レベル、「動物園仮説」を徹底解説!

「我々は地球外生命体に監視され、研究されている」MIT天文学者が結論! 宇宙人にとって人類は珍獣レベル、「動物園仮説」を徹底解説!の画像1画像は「Thinkstock」より引用

 1950年、物理学者のエンリコ・フェルミは極めて素朴な問いを発した――「彼らはどこにいるのだろうか?」。“彼ら”とはもちろん地球外知的生命体のことである。130億年以上ある宇宙年齢と宇宙空間に無数に存在する恒星の数を考えてみれば、地球のような惑星に人類のような知的生命体が発生していてもおかしくはない、いやむしろ、いない方がおかしい。それなのに、なぜ我々は彼らを観測することができないのか? これを「フェルミのパラドックス」という。


■MIT天文学者が考える宇宙人が見つからない本当の理由

 1980年代、MIT(マサチューセッツ工科大学)の天文学者ジョン・A・ボールは、フェルミの問いにはより適切な形があると考えた。宇宙人がいるはずなのに、彼らを観測することはできないならば、「なぜ我々は彼らの存在に気付くことができないのか?」と問うべきだと言うのである。ボール氏によれば、“地球外知的生命体が人類とコンタクトを取ろうとしている”という前提が多くの研究者の間で共有されているが、これが間違っている可能性があるという。彼らは我々にコンタクトしようと思えばできるはずだ。では、なぜしないのか? 結論は一つしかない。彼らには我々にコンタクトする意志がないからだ。

「我々は地球外生命体に監視され、研究されている」MIT天文学者が結論! 宇宙人にとって人類は珍獣レベル、「動物園仮説」を徹底解説!の画像2画像は「Thinkstock」より引用

 ボール氏は、1985年の論文「Extraterrestrial Intelligence: Where is Everybody?」(地球外知的生命体:皆どこにいるのか?)で3つの想定を導いている。

想定1、 人類は唯一の生命体ではない。地球外にも進んだ文明は存在し、ある程度において銀河系を支配している。
想定2、 多かれ少なかれ、彼らは人類の存在に気付いている。だが、彼らは我々の存在を気にかけるだろうか? おそらく人類は銀河の中の曖昧な存在(obscure entity)に過ぎない。
想定3、 我々が彼らの存在に気付くことができないのは、次の2つの可能性のどちらかである。1、宇宙人は人類に存在を知られたくない(隠れている)。しかし、もし彼らが隠れているとしたら、それは彼らが人類のことを気にかけていることを意味する。銀河の曖昧な存在である人類からどうして隠れる必要があるのだろうか? 2、人類は(まだ)宇宙人の存在を知ることができるほど賢くない。そして、宇宙人らにとっては、人類に存在を知られても知られなくてもどちらでもいい(気にしていない)。

 ボール氏は想定3の2つの選択肢は、地球が宇宙人にとってどれほど価値があるかに掛かっていると考える。つまり、地球に価値があれば、彼らは隠れているのだろうし、価値がなければ、我々のことはどうでもいいと考えているというわけだ。だが、ボール氏が最も魅力を感じるのはその中間、「地球は宇宙人にとって多少の価値はある」だという。

「我々は地球外生命体に監視され、研究されている」MIT天文学者が結論! 宇宙人にとって人類は珍獣レベル、「動物園仮説」を徹底解説!のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで