妊婦の死体が10日後に出産 ― 棺に現れた本物の“胎児”… 死後分娩のヤバすぎる原因とは!?

 南アフリカから“死んだ女性が出産した”という驚愕のニュースが飛び込んできた。英紙「Mirror」が今月19日付で伝えている。

妊婦の死体が10日後に出産 ― 棺に現れた本物の胎児… 死後分娩のヤバすぎる原因とは!?の画像1画像は「Thinkstock」より引用

■棺の中で死者が出産!?

 死者が出産という珍事が起きたのは、南アフリカ共和国の東ケープ州にあるムビザナという農村地帯だ。地元のニュースサイト「Times Live」によると、死後出産したのはNomveliso Nomasonto Mdoyiさんという33歳の5児の母親で、亡くなった当時は妊娠9カ月だった。自宅で突然死してから10日後、葬儀のために棺の中を確認した葬儀場スタッフが“出産”に気づいたという。

 あるはずのない赤ちゃんの遺体を棺の中に発見した葬儀場のオーナーは、「20年以上葬儀を手がけているが初めてのケースである」と語り、赤ちゃんの性別を確かめる余裕もないほどびっくりしたと語っている。

 母親と胎児の遺体は大きな棺に一緒に収められ、今月13日に埋葬されたという。亡くなった女性の母親は、娘の死と死後の出産に大きなショックを受けたと話している。

妊婦の死体が10日後に出産 ― 棺に現れた本物の胎児… 死後分娩のヤバすぎる原因とは!?の画像2イメージ画像:「Thinkstock」より

■なぜ死者が出産するのか?

 実は、亡くなった妊婦が出産するという現象は以前より知られており、法医学では「棺内分娩(死後分娩)」と呼ばれている。原因としては、体内に溜まった腐敗ガスが挙げられており、圧迫された子宮から胎児が押し出されるのではないかと見られている。また、死後にも子宮の収縮が起こっており、その影響で胎児が排出されるという説もある。

 子育てをする女幽霊の怪談を聞いたことはないだろうか? 怪しげな女が夜な夜な餅や飴を買いに来るので、店の者があとをつけると真新しい墓に辿り着き、掘り返してみたら生きた赤ちゃんが見つかった、という話だ。このような怪談は日本や中国各地に伝わっており、死後分娩という現象から生まれたものだと言われている。

 胎児は母親と胎盤でつながっており、通常は母親が死亡すれば一緒に亡くなってしまう。脳死状態での出産事例はあるが、残念ながら怪談話のように生きた赤ん坊が墓の中から出てくることはまずありえない。

 子育てをする女幽霊の怪談のほか、世界各地には妊婦が死亡した場合、胎児を取り出してから埋葬するという風習があった。保存技術の進んだ現代ではまず起こらないことではあるが、死後分娩は古くより広く知られ、恐れられていた現象なのである。


参考:「Mirror」、「Times Live」、「關西大學法學論集」、ほか

TOCANA編集部

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