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画像は、S.C. Air National Guard 150618-Z-VD276-014-RAW/from Flickr CC BY 2.0

 英紙「The Sun」(今月10日付)は、米ミシガン州の病院で60歳のホームレス男性が脚の手術を受けたことを報じた。彼の傷ついた脚は、皮膚が腐敗し、アキレス腱とその周辺の組織は壊死、傷口にはウジが湧いていた。しかし、傷の大きさと状態が酷いにもかかわらず、感染症にはかかっていなかったのだ。手術を担当した医師は、ウジ虫が傷口を清潔な状態に保ち感染症を防いだと考えている。

 この事例のように、ウジ虫が壊疽や腫瘍を除去し傷の治癒を促すことがある。こうしたウジ虫の食性を利用した治療法として、近年「マゴット・セラピー」が注目を集めている。マゴット・セラピーでは、医療用に繁殖させたウジ虫(ヒロズキンバエの幼虫)を患部に置いてカバーをし、壊死した組織を食べさせる。ウジ虫は抗菌物質を分泌するため、患部の殺菌も行われる。デメリットの少ない治療法ではあるが、ウジ虫に抵抗を示す患者も少なくない。YouTubeに公開されたウジ虫動画を見れば、彼らの気持ちも理解できるだろう。

 1本目の動画では、老婆の顔にぽっかり空いた穴の奥で、無数に蠢くウジ虫が見える。老婆が右目の奥に生き物を飼っているかのようだ。眼窩に密集したウジ虫の群れは、腐りゆく老婆の顔をエサにしながら生きているのだろう。動画の詳細は不明なので、老婆の顔がウジ虫の巣になった理由はわからない。

 2本目の動画も、目の周りにウジ虫がわいた老婆を映している。解説文によると、末期がん患者である彼女は、世話をしてくれる家族がいないため、病状が悪化して顔面に卵を産み付けられてしまったという。孵化したウジ虫が彼女の顔半分を食い荒らしている。

 近年では、ウジ虫の遺伝子を改変してマゴット・セラピーの治療効果を高める研究も行われている。しかし、YouTubeのウジ虫動画を見てしまうと、いくらマゴット・セラピーの有用性を強調されても、ウジ虫を体に寄生させることに生理的嫌悪感を抱いてしまうのではないだろうか? マゴット・セラピーを医療現場に普及させるには、ウジ虫が持つ“負”のイメージを払拭する必要がありそうだ。
(文=標葉実則)

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コメント

2:匿名2018年1月30日 23:56 | 返信

ウジが湧くのはまだ生きられる証

1:匿名2018年1月30日 14:12 | 返信

どうしてこうなるまで放置したのだろうか・・・・

理由はどうであれ、悲惨すぎる。

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