「津山三十人殺し」だけじゃない! 世間を震撼させた“日本刀殺人事件”3選、 勝新太郎の息子も…

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――日本で実際に起きたショッキングな事件、オカルト事件、B級事件、未解決事件など、前代未聞の【怪事件】をノンフィクションライターが紹介する…!

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画像は「Thinkstock」より引用

 1月22日、奈良の春日大社にある太刀が、最古級の日本刀だったことが分かったと発表された。昨年12月7日、富岡八幡宮で元宮司の弟が宮司の姉を日本刀で刺殺した事件が記憶に新しいが、今では美術品として鑑賞されることが多い日本刀とはいえ、言うまでもなく、もともとは武器だ。

日本刀が使われた事件で最も有名なのは、昭和13年に岡山県で起きた、「津山三十人殺し」だろう。松本清張をはじめ多くの作家がノンフィクションとしてまとめ、小説や映画、演劇、マンガ、楽曲のモチーフになっている。

だが、今では日本刀が殺人に使われることはあまり多くない。入手も困難であるし、持ち運ぶのに目立ちすぎるからだろう。今回は、日本刀が用いられた数少ない殺人事件から、3つのケースを紹介しよう。

●CASE1

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画像は「Thinkstock」より引用

自民党徳島県支部の副幹事長と、その長男が、自邸で死体となって見つかったのは、平成19年11月11日のこと。周囲には大量の血痕が残され、玄関と庭に2本の日本刀がむき出しのまま投げ出されていた。

 大正時代に創業の平山建設(徳島市大松町)の3代目社長から会長になっていたのが、平山晃千(てるゆき・60・当時)氏。会社はマンション建築や国発注の工事を請け負い、不動産賃貸や仲介業も手がけ、平成18年8月期売上高は18億円を超えていた。

晃千氏は、徳島県建設業協会会長、小松島市商工会議所会頭であり、自民党徳島県支部の副幹事長として自民県連の最大の後ろ盾であり、公共工事削減政策を推し進める小泉・安倍路線に反発する急先鋒でもあった。事件の起きる1週間ほど前には、黄綬褒章を受章している。

晃千氏の長男の徹氏(32・当時)は、平山建設で営業職として勤務していた。知人によれば、「寡黙で、引きこもりがちだったようだ」とのこと。

現場となったのは、徳島県小松島市中郷町。閑静な住宅街である。11日午前0時頃、平山邸の応接室で、晃千氏が徹氏の生活態度を非難し、2人は1時間にわたって言い争ったが、晃千氏の妻が止めに入り、それぞれ自室に戻った。

 2人が死体となって発見されたのは、午前7時10分ごろ。晃千氏は庭で仰向け、徹氏は2階の自室ベッドに倒れて死亡していた。晃千氏の近くには全長1メートルの日本刀、玄関には全長97センチの日本刀があり、いずれも刃に血痕があった。

司法解剖によると、2人の死因は失血死。死亡推定時刻は11日午前4時頃。晃千氏は首、徹氏は首と左胸の傷が致命傷になった。外部から侵入した形跡がなく、2人が日本刀を使って争ったとみて、小松署は殺人容疑で捜査した。

部屋や刀の状況から、2本の日本刀を交えたことは確認されなかった。徹氏は致命傷のほか、上半身の前面に複数の傷があり、背中も刺されていた。2階の徹氏の部屋には大量の血痕が残されていたが、階段や廊下、他の各部屋には血痕は少なかった。

 晃千氏の致命傷は首の傷で、倒れていた庭付近に大量の血痕があり、刀がその場に放置されていた。平山氏が徹氏を殺害した後に自殺したという見方が有力となっている。

 日本刀は美術品として収集されたもので、晃千氏が管理していた。

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コメント

1:匿名2018年2月 2日 08:02 | 返信

再び日本刀が合法となる日は来ないだろうな

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