奇習! ヤレる未亡人ばかりが暮らす“隠れ里”に関する証言 ― 旅人を泊め、子種を求める妙齢&白肌の寡婦=北陸地方

【日本奇習紀行シリーズ】 北陸地方

mbjn_1.jpgイメージ画像:「Thinkstock」より

 昔話に登場する旅人というのは、その多くが、人里離れた山間の“隠れ里”で、鬼や妖怪の類が化けた女に出くわし、想像を絶する理不尽な恐怖体験をさせられた挙句、非業の最期を遂げるというのが相場だが、現実には、思わぬ“おいしい体験”をするケースも存在しているようだ。


「これは若い頃に、爺さんから聞いた話だから、なんともいえないけれどもね、話を聞いたときは“へー、そんなこともあるのか!”と驚いたものだよ」


 今回、我々の取材に対して、若い頃に自身の祖父から聞いたという“隠れ里”の話について、そう語るのは、北陸地方のとある地域で暮らす磯部喜平さん(仮名・76)。磯部さんが彼の祖父から聞いた話によると、その地域では、旅人に対して、なんとも手厚い“歓待”をしてくれたのだという。


「うちの爺さんは、若い頃、行商で全国を旅しててね。1年の大半はよその土地で過ごしていたという人なんだけれども、ある日、とある地方の山奥にある小さな部落にさしかかったときに、大雨に見舞われてしまってね。それで、夜もふけてきたし、なにがしかの金を払うなりして、泊めてもらおうと、その中の一軒を訪ねたそうなんだよ。するとね、中から出てきたのは、色の白いべっぴんさんでね。こちらから申し出るよりも早く、雨がひどいから家に入れだなんて言う。しかも、聞けば夫に先立たれて子どももなく、たった1人で暮らしてるっていう話だ。それで爺さん、これは願ったり叶ったりだと思って、その家で留まることにしたそうなんだよ」


 どんなに旅慣れている人間であっても、見知らぬ土地で悪天候に見舞われれば、途端に心細くなるもの。しかし、“せめて軒先だけでも借りられれば……”と、藁にもすがる思いで訪ねた家で、妙齢の美人が快く迎えてくれたのだから、彼からすればまさに天の恵み。地獄に仏とはまさにこのことだろう。しかも、この女性、磯部さんの祖父に対して、思いもよらぬ歓待をしてくれたのだという。

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