【毒薬の手帳】目薬はレイプドラッグの代用になる?
目薬はレイプドラッグの代用になるという都市伝説を徹底解説! 精神錯乱・記憶喪失・失神…想像以上にヤバかった!【毒薬の手帳】
【ヘルドクター・クラレのググっても出ない毒薬の手帳】
第28回 レイプドラッグ エロにまつわる毒と薬(前編)
レイプドラッグ。エロ漫画によくある、一発飲ませる(注射する)だけで、頑な女性が秒で「こんな簡単に……屈し……おっほぉおおおおお」って堕ちるアレ。
実際の社会でも飲み物に薬を混入しレイプ……みたいな事件が起きてますね。そんなわけで今回は、そうした性犯罪に使われるレイプドラッグについて、都市伝説も含めてざっくり見てみたいと思います。

●都市伝説? 目薬を飲ませると気絶する?
ちょっと昔の都市伝説に、目薬を飲み物に混入すると飲んだ人は昏倒……という話がありました。なぜこのような都市伝説が誕生したのでしょうか?
当時の目薬にはロートエキスが配合されたものが売られていました。
ロートエキスには、アトロピン、ヒヨスチアミン、スコポラミンといったトロパンアルカロイドと呼ばれる中枢と末梢神経系に作用する成分が含まれていました。トロパンアルカロイドには精神錯乱・記憶喪失・失神などの作用があるのですが、目薬として使うと瞳孔が開いて目が安まる効果があります。
実際に売られていた目薬程度の分量で昏倒するようなことがあったのかどうか、今となっては知るよしもありませんが、濃度次第では起こりえたかもしれません(もしくは2~3本大量に使うとか)。
ちなみに、現在市販されている目薬には、この成分は使われていません!
さて、トロパンアルカロイドは経口接種で「せん妄(せんもう)」という特殊な精神作用を及ぼします。このせん妄状態というのは、ラリるというより、自分がどういう状況なのか、何が起こっているのか、何が見えているのか、何を感じているのか……そういった五感の情報がぐちゃぐちゃになった状態です。幻覚の一種でもあるのですが、幻覚とは違い、恐怖感などの原始的な脳の感覚は残っているため、ぐちゃぐちゃになった世界を恐怖と感じ、パニックを起こすことも多々あります。
かく言う自分もトロパンアルカロイドの抽出中に誤って被毒してしまい、12時間くらい訳の分からない世界を漂ったことがあります。トロパンアルカロイドの抗コリン作用により喉が渇く以外には大きな体感的変化はなかったのですが、だんだんと認知される情報が崩れていき、距離感、時間の感覚、見えているもの、全ての情報がぐちゃぐちゃになっていきました。
焦点を合わせて見ているものはちゃんと形状を維持するのですが、視界の外のものは形状を維持できなくなっていき、形が溶けていくのです。なかなかの恐怖でした。
幸か不幸かそのまま気絶をしてしまい、猛烈な頭痛で目を覚ましました。幸い自分は無事でしたが、根本的な知識が無い人だとパニックから飛び降り事故などを起こしてしまうのは容易に想像できます。
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