ビットコイン自殺が急増!? 「仮想通貨で兄を亡くした弟」の切なすぎる書き込みが話題、ロシアは“命の電話”も開設!

ビットコイン自殺が急増!? 「仮想通貨で兄を亡くした弟」の切なすぎる書き込みが話題、ロシアは命の電話も開設!の画像2画像は「Thinkstock」より引用

■ビットコインに兄を奪われた男の悲劇

 仮想通貨で大損した投資家への自殺対策は、ロシアに限ったことではない。今年1月半ば、アメリカの掲示板サイト「reddit」では、仮想通貨の暴落で損害を被ったユーザーのための自殺ホットラインが設置されたという。redditの仮想通貨フォーラムには50万人のユーザーが利用していると言われている。全米自殺予防ライフラインへのリンクが貼られ、ユーザーらの間でも自殺防止が呼びかけられた。

 そのreddit上で昨年末に話題になった仮想通貨関連の投稿がある。barking bonerzというハンドルネームの投稿者による「My brother killed himself because of BTC」(僕の兄はビットコインのせいで自殺した)という投稿だ。

 投稿によると、barking bonerz氏の兄は仮想通貨の熱狂的な信者だったという。2012年の時点で15000BTCのビットコインを所有していると周囲に語っており、barking bonerz氏自身も兄のウォレット上で少なくとも6000BTCを確認したという。仮に兄の言うことが本当だったなら、当時のレートでおよそ1500万円以上となる。

 ところが、兄は2013年にそのほとんどをハッキングで失ってしまう。そのうえ残りを売り払ってしまった。

 そして、2013年末から2014年初に相場が上昇した時、失った資産の大きさと、もしかすると得ていたはずの莫大な儲けに固執したためだろうか、兄は心を病み、家族や友人との接触を断つようになる。

 barking bonerz氏が何とか連絡を取ると、兄は悲嘆に暮れていて、二度と金持ちになるチャンスはないと喚き散らすようになっていたそうだ。

 そして投稿の数ヶ月前、ビットコインの時価が10000ドルを突破して以降は、さらに連絡を取ることが難しくなっていた。メールや電話に返信することもなくなった。その2週間後、様子を見に行った両親は、遺書も残さず自室で自殺した息子の亡骸を発見した。彼はまだ29歳だったという。

「これをビットコインやブロックチェーン技術、仮想通貨のユーザーや開発者への批判とは取らないでください」と前置きしながらも、barking bonerz氏はビットコインが兄のマインドセットを完全に壊してしまったと考えているようだ。そして、「兄と同じ状況にいる人は気軽にメールしてほしい。人生にはいくらでもお金を儲ける機会があり、一度の失敗がその人の未来を決定することはない。ケアしてくれて話を聞いてくれる友達もいるはずだ」という一文で投稿を締めくくっている。

 仮想通貨の投機が引き起こしたこの悲劇は、いわゆる「ネタ」である可能性もある(ハンドルネームの“barking bonerz”は「吠える“勃起した”ペニス」という意味だ)。だがもし仮にそうであったとしても、2000件以上付いたコメントから考えても、仮想通貨の投機がはらむ狂気じみた一面の真実をはらんでいるのではないだろうか。

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