奇習! 夫が死ねばその肉親と…! 死ぬまで離脱が許されない“嫁の掟”とは?=東北地方

【日本奇習紀行シリーズ】 東北地方

kishu0320_01.jpg画像は「Thinkstock」より引用

 今でこそ自由恋愛・結婚が当たり前のものとなってはいるものの、それこそ、一昔前までは、この日本でも「結婚」という行為は、実に様々な制約がつきまとう、“実に不自由なしきたり”としての側面も存在していた。特に女性たちにとっては、その傾向が強く、彼女たちにとって「結婚」は、“一か八か”というレベルを遥かに声た、非常にリスキーな行為であったのだという。


「なにせ、このあたりじゃ、当たり前のようにそういう形で人生を送る人が多かったもんですからね。それをおかしいと言う人なんて、誰一人としていませんでしたよ」


 自身が生まれ育った地域における「結婚」に関する“あるしきたり”についてそう証言するのは、東北地方のとある山間の集落で生まれ育ち、今なお暮らす藤澤五郎さん(仮名・86)。藤澤さんの話によると、かつてこの地域では、花嫁となる女性に対して、にわかに信じがたい約束事を押しつけていたのだという。


「簡単に言ってしまうと、夫が病気や何かで先立たれた場合は、まずその兄弟と再婚しなくちゃならないというんです。でも、彼らに既に妻がいた場合は、亡夫の従兄弟や叔父などを相手にしましてね、再婚しなくてはならないという。それでも駄目なら、相手が見つかるまで何代先にも遡って、分家の子孫やら何やらまで範囲を広げましてね、そう、とにかくその親族の男と再婚させるっていう約束なんですよ」

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