【驚愕】男女平等が理系女子を減らしていた!? 先進国より途上国の女性の方が数学・科学を勉強すると判明(ジェンダー平等パラドクス研究)

【驚愕】男女平等が理系女子を減らしていた!? 先進国より途上国の女性の方が数学・科学を勉強すると判明(ジェンダー平等パラドクス研究)の画像1画像は「Big Think」より引用

 数学や工学といった自然科学を学ぶ人には女性が少ない印象を受ける。これには2つの可能性が考えられるだろう。1つは、女性は科学的・論理的思考が苦手という通説が正しい可能性。もう1つは、ジェンダー格差により女性の選択肢が狭められている可能性。一体どちらが正しいのだろうか? この度、「Psychological Science」に掲載された最新の研究で、本当の理由が明らかになった。

■ジェンダー平等パラドクス

 まず1つ目の可能性「女性は科学的・論理的思考が苦手」を見てみよう。意識高い系海外メディア「Big Think」によると、米ミズーリ大学の心理学者デイヴィッド・ギアリー教授が、67の国と地域から47万5千人の未成年のデータを分析したころ、多くの国で女性は男性と同程度に科学や数学のパフォーマンスは高いという結果が出たという。女性は科学的・論理的思考が苦手という通説は間違いだったのだ。

 では、2つ目の可能性「ジェンダー格差により女性の選択肢が狭められている」はどうだろうか。「理系は男がやるもの」という偏見と社会的圧力のせいで、女性は自由に学びたいものを学べない状況にあるのではないか?

【驚愕】男女平等が理系女子を減らしていた!? 先進国より途上国の女性の方が数学・科学を勉強すると判明(ジェンダー平等パラドクス研究)の画像2画像は「Big Think」より引用

 だが、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンなど世界的に見てもジェンダーの平等が高いレベルで実現されている国においても、有機科学を除くSTEM(科学、技術、工学、数学の総称)を学ぶ女性は少なく、ジェンダー格差が強い発展途上国の方がSTEMを学ぶ女性が多いそうだ。2つ目の可能性も間違いということになる。

 まとめよう。先進国の女性は科学・論理に強く、ジェンダー格差による社会的圧力がないにもかかわらず、STEMを選択しない。むしろ、ジェンダー格差が大きいはずの発展途上国の女性の方がSTEMを選択する傾向にある。ジェンダー格差が是正されればされるほど、女性はSTEMを選択しなくなるこの現象は、「ジェンダー平等パラドクス」と呼ばれている。一体なぜこんなパラドクスが生じるのだろうか?

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