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【ガチ】アフリカの磁場に不気味な異変、ポールシフトの震源地特定か! 研究者「世界の磁場に影響する可能性」

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■焼け跡は地磁気の記録

 米国・ロチェスター大学の地球科学者ヴィンセント・ヘア氏らは、リンポポ川流域の部族が儀式で燃やした遺跡を分析し、過去の地磁気についての手がかりを得た。周辺にはかつて小屋や土器などを焼き払う習慣があったという。儀式は干ばつや襲撃などがあった時に、村を清めるために行われたと考えられている。1000度以上の高温で焼かれた地面では粘土の床に含まれた磁性化合物が熔け、冷えて固まる時に地球の磁場に影響を受ける。そして現代でも分析可能な磁場の記録が残されたのである。

0313geomagnetic-3.jpg調査場所とサンプル。画像は「Geophysical Research Letters」より引用

 分析の結果、この地域では過去にも磁場の低下が起きていたことが分かった。西暦400〜450年、700〜750年、1225〜1550年と繰り返し起きていたようで、磁場の形成と減衰のパターンがあることも確認された。

 共同研究者の一人ジョン・タルドゥーノ氏は、この地域に「世界の磁場に大きな影響を及ぼす可能性のある珍しい何か」があると語っている。現在のところ、磁場に影響を与えていると考えられているのは、アフリカの地下にある巨大低せん断速度領域という領域だ。この領域はマントルの底部から約1000キロメートル上方に広がっており、磁場の発生に役立つ鉄の流れを阻害しているというのだ。

 今回の研究によって、アフリカ南部の地磁気は1000年にわたって変化していることが分かった。だが、地磁気低下のパターンが「地磁気の逆転」につながるかどうかは未だ不明だ。

 南アフリカで1000年以上にわたって続いている地磁気の不気味な異変。それが一体何を意味しているのか、我々はまだ理解していない。

(編集部)

参考:「Science Alert」「Geophysical Research Letters」ほか

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