【閲覧注意】歩きスマホは通話でも危険すぎる ― 大きく回転しながら数十メートル吹っ飛ばされるブロンド美女の絶望的姿=ヨルダン

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20180320_accident_01.jpg画像は、「LiveLeak」より

 世界中で「歩きスマホ」が社会問題となっている。事故やトラブルの多発を受け、アメリカでは各州や都市で歩きスマホを禁止する法律の可決・施行が相次いでいる。ハワイ州のホノルル市では昨年10月、道路横断中にスマホを使用することを禁止する法律が施行され、違反者には罰金が科されることとなった。カリフォルニア州モントクレアでも今年1月、同様の法律が可決され、8月から施行されるという。ニューヨークでも歩きスマホの禁止が検討されており、アメリカ全土で対策が進められつつある。

 国や地方自治体が規制を強めるのは、歩きスマホによって引き起こされる事故があまりにも悲惨だからだ。そんな事故のワンシーンを、海外動画共有サイト「LiveLeak」から紹介したい。

 問題の動画は、ヨルダンの首都アンマンで撮影された。交通量の多い道路を、1人のブロンド美女が横断歩道を歩いて渡ろうとしている。スマホで通話中の彼女が道路へ足を踏み出すと、なんと、右側から車が突っ込んできたではないか!? 車に激突された女性は空中を大きく一回転して車の屋根に落下し、数十メートル先の道路に転がり落ちた。地面に仰向けに倒れる彼女は動かない。死んでしまったのだろうか?

 事故の詳細は不明だが、歩きスマホは画面の直視のみならず通話だけでも危険であるということがひしひしと伝わってくる。このことは、愛知工科大の小塚一宏教授の研究によっても実証済みだ。「歩行中・自転車運転中の“ながらスマホ”時の視線計測と危険性の考察」と題する論文では、名古屋市の繁華街にある交差点で行われた実験の結果と、それに基づく考察が述べられている。この実験は、スマホを使わない状態で歩いた場合(通常歩行)、スマホで通話しながら歩いた場合(通話歩行)、スマホでツイッターを読み書きしながら歩いた場合(ツイッター歩行)の3パターンで被験者の視線の動きを測ったもの。通常歩行では、無意識に左右や前方を確認し、人や自動車、自転車などに幅広く視線を送っていた。一方、スマホ歩行では、視線は画面に釘付けとなり、周辺の環境がまったく認識されない状態だった。ここまでの結果は、一般人の予想に合致するものだろう。では、通話歩行の場合はどうか? この場合も、視野は前方寄りに狭くなり、ビルなどに視線がとどまる「上の空」状態となり、周囲への注意がおろそかになったという。

 LiveLeakの動画では、横断歩道を渡っている女性に突っ込んできた車に問題があるのは明らかだ。しかし、女性もまた、通話のせいで視野が狭まっており、右から接近する危険に気づかなかったと考えられる。もしも通話していなければ、車を避けられたかもしれない。そう考えると、どのような使用方法であっても歩きスマホはやめた方がよい、といえるのではないだろうか。
(文=標葉実則)

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