モンサントとバイエルの最凶合併でマリファナ種子独占か? 「遺伝子組換え大麻」ビジネスの裏にロックフェラー

モンサントとバイエルの最凶合併でマリファナ種子独占か? 「遺伝子組換え大麻」ビジネスの裏にロックフェラーの画像3Collective Evolution」の記事より

■遺伝子組み換え大麻ビジネスが本格化する? 

 さらに、モンサントの裏側を探ると、かなり興味深い事実が見えてくる。実はモンサントとガーデニング製品会社Miracle-Groとの間には、すでに業務提携が締結されていたのだった。さらに、このMiracle-GroはHawthorneと業務提携を結び、Hawthorneを表立たせる形でBotanicare、Gavita、General Hydroponicsというオーガニック市場に強い3社を買い取らせた。

 ちなみに、この3社は大麻生産をビジネスの柱にしているという。しかし、表面的にはモンサントとHawthorneは提携していないため、モンサントにしてみれば「うちの会社がこの3社やHawthorneと提携しているわけではない」と言い逃れができる。

「Collective Evolution」によると、Miracle-GroのCEO 、ジム・ハーゲドルン氏は「5億円をこの事業につぎ込むべきです。こんな大きなビジネスチャンスは前代未聞ですよ」と周囲を説得し、「大麻ビジネスが巨大ブームに化ける足音を聞き逃すべきではない」との姿勢を示しているという。

モンサントとバイエルの最凶合併でマリファナ種子独占か? 「遺伝子組換え大麻」ビジネスの裏にロックフェラーの画像4 画像は「Wikimedia Commons」より

 モンサントは3年前の時点で、ウルグアイにおける医療用大麻ビジネスに参入しているようだが、バイエルに買収された後、今まで以上に大麻ビジネスを拡大していくかどうかはまだ明かされていない。

 しかし、世界的なビジネス展開の実行段階に至っていないとしても、モンサントの遺伝子組み換え技術を使えば大麻種子を大量に産出でき、バイエルのマーケティング網と特許を活用すれば、遺伝子組み換え大麻を合法的かつ世界的に売ることが可能になるという。これは、かなり議論を呼びそうだ。

 実際に、こうした海外のサイトでさえ次のように締めくくっている。

「冷酷な商習慣を優先する企業に対し、消費者が声を上げていくことが必要だ。大麻が売れるかどうか、そのカギを握るのはモンサントでもバイエルでもなく、購買を決める消費者なのだ。消費者の力で、この大麻産業を食い止めるべきだ」

(文=鮎沢明)


参考:「Collective Evolution」、ほか

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