奇習! 箱詰めにされた全裸の少女たちは“実験動物”だった ― 大阪の勤労少年が見た敗戦国の哀しい現実とは?

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kishu04112_02.jpg画像は「pixabay」より引用

 “人間”として客室に乗せられるならばまだしも、あろうことか“実験動物”たちとして、木の板で包み隠された檻の中へと押し込まれていたという日本人の少女たち。彼女たちは、板の隙間から見たその光景に、驚きのあまり声をあげてしまった山本さんに気づき、懸命になって泣き叫びながら助けを求めてきたという。


「……そりゃあね、私だってなんとかしてやりたかったですよ。同じ日本人だし、そもそもで人としてね。けれども、当時はね、GHQなんかもそうだけども、自分ら敗戦国の人間からすると、戦勝国の人らっていうのは、良くも悪くも神様みたいな存在でしてね。生殺与奪というんですかね、そういうものすべてを握ってる。だから私ら三下労働者はね、あの子らに限らず、あからさまにおかしな荷だって気づいても、それを見てみぬふりすることでしか、生きていけなかったんです。少なくとも、そういうのが私らにとっては不文律だった。助けたい。けど、どうしようもない。だから私は何も言わずにその場を立ち去りました。駆け足でね。一度も振り返ることなく……」


 無論、山本さんにとっては、箱の中の少女たちが、その後、どのような運命を辿ったかを知る由もない。しかし、類推される内容から、彼は今なお、時折当時の記憶を思い出しては、悪夢に苛まれているという。


「後から聞いた話じゃ、戦災孤児みたいになっている子をね、施設で育てるとか言って嘘をついてさらってきたんだの、借金のカタに転売された子だのっていうことでした。けどね、神や仏ならばまだしも、16、7のガキにできることなんてない。逆に言えば、私の中で、神や仏なんざいやしないんだって痛感させられた瞬間でしたよ……」


 兎角、世の中というものは、得てして無常。神や仏は善人に対しても悪人に対しても「何もしない」という点で、平等な存在であるのかもしれない。
(取材・文/戸叶和男)


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コメント

4:匿名 2018年4月22日 17:11 | 返信

行いを見て裁きを下すような神様は存在しないので、そんな神様は居ないで正解。
だからといって神様は居ないという訳ではなく、間違いなく神様は全てを見てる。
見てるもなにも、生きとし生けるもの全ての行為者、経験者は「神」ひとり。

3:匿名 2018年4月22日 03:33 | 返信

神や仏を信じるから もめ事や戦争になる
人権が大事なら 宗教を棄てるのが一番!
イスラムも キリストも ヒンズーも…
異教徒は人間じゃないから なにしても(殺っても)かまわん
ってところが あるからな

2:TOKUMEI 2018年4月21日 22:15 | 返信

黒人を人体実験していたアメリカの「タスキギー梅毒実験」は、1972年まで続いていたという。
アメリカ人にとって、同胞(WASP?)以外はHUMANではないということなんだろうなと思う。

日本でも「寿産院もらい子殺し事件」なんかもあったし、戦後しばらくまでは人の生命なんて軽視されていたんだろうなと感じる。

神も仏もいない、という言葉が重い。

1:匿名 2018年4月21日 22:12 | 返信

破壊神GHQ

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