バナナが絶滅した後の未来が悲惨過ぎる! 全フルーツが“バナナ化”する悲劇が起きる可能性も!

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3、バナナ風のデザート

 これは日本が得意な技術なのだが、フェイク食品としてバナナそっくりの味と風合いのデザートを作る研究は実用化レベルで完成しているという。歴史上、バターが不足したフランスで皇帝ルイ・ナポレオンの命令でマーガリンが発明されて以来、代用食品の技術は信じられないレベルまで発展してきた。

 日本でもバターが不足しているため、フェイク食品が出ている。バターが不足すれば当然、ケーキに使われる生クリームも不足する。しかしコンビニで売られているスイーツの大半は生クリームの代わりに植物性ホイップクリームが使われる。植物性というと聞こえはいいが、これはカラギーナンという海藻を粉末にしたものに乳化剤を加えた代物である。

 ほかにもフェイクはある。ドイツ政府が執拗に抗議をしているのが日本で売られているドイツ風の名前がついたハムやソーセージだ。日本の技術によって肉1kgを原材料に3kgのソーセージを作ることができる。肉の歯ごたえをそのままに増量する増量剤が発達したおかげである。それ以外にも、卵製品やチーズ製品など、いかにもそれっぽい味なのに実は正体が違う商品がスーパーやコンビニの棚に大量に並んでいる。

 それと同じ原理で、サトイモ由来のでんぷんや香料、着色料にある種の薬品を加えることで、味も香りも歯ごたえもバナナそっくりのスイーツをつくることができるという。ただし問題がひとつだけあるという。バナナは今、スーパーで買えば4本の房が100円程度。つまりバナナは1本25円という激安スイーツなのだ。さすがにフェイクバナナはスイーツとして売ろうとすれば、一人分で150円にはなってしまうという。つまりバナナみたいなスイーツはバナナが絶滅した未来の世界でも食べられるとしても、「安いからプリンや焼き菓子はあきらめて、今日はバナナにしておこうか」という選択はバナナ絶滅後の未来ではできそうにもないということだ。

(文=ホラッチェ/フューチャリスト。近未来の経済分析が得意。ただしその分析の大半はホラだと周囲に思われている)

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