「狂犬病の犬の唾液で粗暴な子どもを治療」世界が衝撃
「狂犬病の犬の唾液で粗暴な子どもたちを治療した」ホメオパシー専門家に批判殺到! 問題のレメディ「Lyssinum」は日本でも販売!
子どもの問題行動に手を焼いている親は大勢いるが、カナダではそのような子どもの「治療」に狂犬病にかかったイヌの唾液が用いられたと大問題になっている。自然療法家のブログに端を発する騒動は、地元自治体の公衆衛生当局が抗議声明を発表する事態にまで発展し、カナダのニュースメディアでも大きく報道されている。
■オオカミのような子ども
騒動の発端は、同国ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリアの自然療法家(ホメオパス)アンケ・ジマーマン氏が自身のブログに掲載した記事だった。ジマーマン氏はホメオパシーの資格を持っているが、医師免許は持っていない。今年2月8日にアップされた記事は、暴力的で問題行動を起こしている4歳の男の子の治療に関する内容であった。

記事によると、その男の子は幼稚園で周囲の子に暴力をふるい、机の下に隠れてはうなり声をあげて先生や友人を脅していたという。また、外出すると興奮して手をつけられなくなるため、両親は非常に手を焼いていた。夜は暗闇に怯えてなかなか寝付けず、家の外に狼男やゾンビ、ゴーストがいると怖がり、日付が変わる頃まで起きていることもしばしばだったようだ。
我が子の行動や睡眠の異常を心配した母親は、息子とともにジマーマン氏のもとを訪ねた。ジマーマン氏は少年がオオカミを非常に恐れていることに気づき、「イヌに噛まれたことはないか」と尋ねた。すると、彼は2歳の時に海辺でイヌに手を噛まれ、軽い傷を負っていたことが判明した。

母親の話や男の子の行動から、ジマーマン氏は問題行動の原因は過去にイヌに噛まれたことだと診断した。ホメオパシーの考え方によれば、動物に噛まれてまるで狂犬病にかかったかのように興奮したり暴力的になったりする症状が起こることは十分にありうることなのだそうだ。
男の子には「Lyssinum」という狂犬病にかかったイヌの唾液を何回も希釈して作ったレメディ(ホメオパシーの治療で使われる錠剤)が処方された。この治療により少年は落ち着きを取り戻し、オオカミのように唸ったり暴れることもなくなり、睡眠も改善したという。
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