「狂犬病の犬の唾液で粗暴な子どもたちを治療した」ホメオパシー専門家に批判殺到! 問題のレメディ「Lyssinum」は日本でも販売!

■ネットで起きた大炎上

 このブログやジマーマン氏のSNSへの書き込みはたちまち反響を呼び、ネット上で大きな議論を巻き起こした。問題行動を起こす子どもの治療に、よりにもよって狂犬病のイヌの唾液が使われたのだから当然だ。治療を受けた男の子の身を案じ、非常に危険な行為が治療の名の下に行なわれていることに怒りの声を上げるコメントが殺到した。

 狂犬病はウイルスに感染したイヌなどの動物の唾液を介して伝染する感染症であり、現在でも世界で年に5万人もの人々を死に追いやっている恐ろしい病気だ。狂犬病の動物に噛まれた直後にワクチンを接種すれば発症を予防できるが、もし発症した場合は有効な治療法もなく、強い興奮や精神錯乱、水や風を恐れる独特な症状に苦しみながらほぼ100%死に至る。

狂犬病患者の動画。「YouTube」より引用

 今月16日付のカナダ「CBC News」の記事によれば、カナダではホメオパシーは医療として認可されておらず、治療に使う物質の安全性については国が基準を設けて規制している。だが、今回の事態を重く見たブリティッシュ・コロンビア州の公衆衛生当局は重大な懸念があると表明し、カナダ保健省に対して危険な製品を認可していることに抗議したという。

 その一方、渦中のジマーマン氏は「CTV News」のインタビューに答え、今回の騒動はホメオパシーへの誤解から生じていると語った。彼女は治療に用いられたレメディについて、狂犬病に感染したイヌの唾液を何度も希釈したものから作られているため、狂犬病ウイルスは全く含まれていないと説明し、健康へ悪影響を及ぼす可能性はないと主張した。そして、治療を受けた子供とその母親は症状の改善を喜んでおり、幸せに暮らしていると話した。

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ