【閲覧注意】18年ぶりに再会した父娘が近親相姦の果てに出産！ 3つの殺人事件が1つにつながり… “禁じられた肉欲”の悲劇的末路＝米

• 
• Xでポスト
• 

■愛し合う父と娘

　当時、スティーブンとアリッサさんは家庭内別居状態だった。スティーブンは何年間もアリッサさんに暴力をふるっていたという。そんな彼が変わったのは、ケイティとの再会後だ。彼はおしゃれを気にするようになり、髭を剃って、髪を長く伸ばした。そして、ケイティとの同居が始まってから6週間後、ケイティの部屋で一晩を過ごした。

スティーブンとケイティ　画像は、「The Daily Mail」より

　2016年11月、アリッサさんは2人の実子を連れて家を出て行った。翌年5月、彼女は子どもの1人が書いた日記を読んで驚いた。その日記には、スティーブンとケイティとの近親相姦やケイティの妊娠について書かれていたからだ。しかも、子ども2人は、ケイティを「お母さん」と呼ぶようにスティーブンから言われていたという。そして、アリッサさんがスティーブンに「ケイティのお腹の赤ちゃんはあなたの子どもなの？」と問いただしたところ、スティーブンは「その通りだ。俺たちは愛し合っている」と応えた。これに怒りを覚えたアリッサさんは警察に通報した。

　その後、スティーブンとケイティはバージニア州からノースカロライナ州へと引っ越した。さらに、スティーブンとアリッサさんの離婚が成立した2カ月後となる2017年7月、スティーブンとケイティは結婚式を挙げていたのだ。ケイティの養父母であるファスコ夫妻は、結婚した2人を支えるのが最善の方法だと考えて式に出席。式の様子を収めた写真はネット上にもアップされていた。そして同年9月、とうとうベネット君が誕生したが、彼らの幸せな生活は長く続かなかった。ノースカロライナ州では近親相姦が禁じられているため、今年1月に彼らは逮捕された。

父と娘の結婚式の様子　画像は、「The Daily Mail」より

■そして、ついに父の暴走が始まる

　有罪判決を受けたスティーブンとケイティだが、今年2月、ケイティはファスコ夫妻との同居を条件に保釈された。続いてスティーブンも保釈されたが、彼は今月11日にベネット君を連れ出し、その翌日に3つの州で4人の遺体が発見された。コネチカット州ニューミルフォードでケイティらが銃撃された直後、スティーブンの母親が息子が3人を殺したと通報。ケイティとの関係を引き裂かれたスティーブンが絶望し、無理心中を図ったことが明らかとなった。

スティーブンとケイティ、スティーブンの母親、そしてケイティの養父母とともに　画像は、「The Daily Mail」より

　事件前、裁判所はベネット君をスティーブンの母親に預ける決定を下していた。また、スティーブンがケイティやアリッサさんに近づくことを禁じたが、ベネット君や自分の母親を訪ねることまでは法的に制限しなかった。こうした裁判所の判断を「衝撃的な失敗」だったと非難するアリッサさんは次のように述べる。

「誰かが近親相姦の罪で起訴されたら、その人が自分の子どもに近づけないようにすべきです。それをしなかった裁判所は、スティーブンがどれだけ精神を病んでいるかを考えなかったのでしょう」

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2
 
• 3

関連記事

• 

  「世界一の近親相姦ファミリー」コルト一族の陰惨な生活！ 性虐待と遺伝性疾患と……

• 

  近親相姦カルトから抜け出した女性が内情を暴露！ 生々しい実態が判明

• 

  唸り声で会話する実在の“近親婚家族”を撮影！ 「最も狂った経験だった」監督が激白

• 

  現存するアメリカの近親婚家族・ウィタカー家とは？ 精神障害を抱えた15人の“きょうだい”を世界中が支援