奇習! “血を濃くするために”夫の親族とSEXしまくる妊婦たち ― 甲信地方に実在した「追い精子」の風習

奇習! 血を濃くするために夫の親族とSEXしまくる妊婦たち ― 甲信地方に実在した「追い精子」の風習の画像2画像は「Thinkstock」より引用

 そもそも、結婚して人妻となった女性が、夫以外の男性と関係を持つこと自体、当世で言えば不貞行為以外の何物でもないが、あろうことか、その相手が夫の父親や兄弟といった肉親となれば驚くばかり。ましてやその目的……いや、厳密に言えば、形骸化した大義名分でしかないと思われるその口実が、先祖代々から続く一族の血を“濃くする”ためともなれば、まさに開いた口が塞がらない話だ。


「そりゃあ、呆れるのも無理もないですよ。あそこらで育った私だって、その当時からおかしな話だと思っていたぐらいですもの。でもね、そう思っていたのは私ぐらいのもので、あの頃は村の人間の全員が、それを当たり前のこととして考えてたから不思議な話でね。実際、私なんかも兄貴や弟の嫁さんとそういうことをしましたよ。いやいや、だってしょうがないでしょう? そういうしきたりなんだから。ホント、日頃は単なる家族として接してきた兄弟の嫁の乳房をですよ、自分が吸ったり揉んだりしてるっていうあの行為がですね、本当に不思議な心持ちというか、罪悪感めいたような気持ちの入り混じった、複雑な想いを生むものでしてね……。だから今でもそのことを思い出すと、なんとも相手の顔をちゃんと見られん感じですよ」


 諏訪さんの話をまとめると、それこそ日本料理の「追いがつお」よろしく、「追い精子」とも言うべき行為として、当地の人々の間に、この奇妙な習慣が定着していた様子だが、無論、そうした行為を行ったところで、“血が濃くなる”などということはあろうはずもなく、むしろ、出産直前までこうした行為を行い続けること自体、かなりのリスクを伴うと言える。そもそも「なぜこのような不可解な行為を行うようになったか?」という点ですら、今となってみれば謎であるとしか言いようのない話であるが、もしかすると、古くから続く奇習というものは、得てしてこうした性質を持つものなのかもしれない。
(取材・文/戸叶和男)


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