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※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。

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画像は、「YouTube」より

 足の爪が横方向に曲がる巻き爪は、爪の両端が皮膚に食い込むと、激しい痛みを引き起こしたり、炎症を起こして化膿したりする。サイズの小さい靴を履くなど、爪や指先が圧迫される状態が続くと巻き爪になりやすい。また、痛みを除去するために深く爪を切ると、一時的には痛みが治まるが、爪が伸びるとさらに巻き込みが激しくなる。

 巻き爪は、爪の角がトゲのようになって軟部組織(爪内部の肉)に刺さる「陥入爪(かんにゅうそう)」を併発することが多い。陥入爪を外科手術で治療する場合、爪を除去する際に激しい痛みを伴い、爪も失われるため、躊躇する患者も多い。こうした手術が実際どのように行われるのかをYouTubeで見てみよう。

 1本目の映像には、麻酔を打たれた足指の爪の両端を鋏で切除する様子が映っている。爪の先端から根元までを切っていくが、根元部分は肉とつながっているので、最後には引っこ抜くことになる。血で染まった爪が痛々しい。2本目に映像はさらに痛々しくて、悲鳴を上げたくなるレベルだ。炎症を起こして赤く腫れあがっている足指の先端部分は「不良肉芽(ふりょうにくげ)」と呼ばれる。こちらの動画は、爪の端だけでなく、不良肉芽も除去する様子を映している。爪を切った後、爪の下にあるブヨブヨの肉塊にも鋏が入る。不良肉芽が切除されてできた空間を医療器具でかき回す光景は、まるで爪の間に針を刺す拷問のようだ。

 このような外科手術ではなく、ワイヤーを使った矯正治療を推奨する医師も多い。矯正治療では、曲がった爪の両端に穴を開けて超弾性ワイヤーを装着する。超弾性ワイヤーは、曲げても直線状に戻る性質を持っているため、その力を利用して爪の両端を持ち上げるのだ。矯正治療は簡単に行えて苦痛も少なく、すぐに風呂に入れるなど、日常生活に支障を来さないというメリットがある。しかし、保険適用外であるため、費用がかさんでしまうのがデメリットだ。

 手術や矯正で巻き爪が治ったとしても、爪や足指に負荷のかかる生活を続ける限り、再発する可能性が高い。巻き爪の苦痛から逃れたければ、生活習慣の改善が何よりも大切である。
(文=標葉実則)

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