英大学が本気で「惑星ニビル」発見の研究開始!
英大学が本気で「惑星ニビル」発見の研究開始! 中世のタペストリーに“重大証拠”も…5月中にニビル衝突で人類滅亡!?
高度な天体観測技術を持っていたとされる古代シュメール文明で言及される未知の太陽系惑星「ニビル」。英語圏ではプラネット9(第九惑星)やプラネットX(惑星X)とも呼ばれ、多くの研究者がその正体を突き止めようと奮闘しているが、今に至るまで確実なことは分かっていない。そんな中、英国の研究者らが、ニビルの存在の証明に向け、中世の記録を調査し始めたという。
■中世タペストリーに不吉な「火の星」
英紙「Daily Mail」(5月4日付)によると、天文学者や歴史学からなる英・クイーンズ大学の研究チームが、中世の天文学知識を調査するためアングロサクソン人らが描いたタペストリーや文献の精査を開始。特に惑星ニビルについての新発見を狙っているというから驚きだ。
「我々は古英語、ラテン語、古アイルランド語、ロシア語のテクストを調査し、中世初期の人々が天文現象をしっかりと記録していたことを証明したいと思っています。中世の初めは科学的探究が栄えなかった暗黒時代と認識されていますが、我々はこのイメージを覆すことに挑戦しています。また、この調査は中世科学の重要性と意味を復権し、当時の記録からプラネット9が存在するとする理論をテストする試みでもあります」(マリアーノ・セサリオ博士)
1066年に作成された「バイユーのタペストリー」には、不吉な「火の星」が描かれている。これは、当時の人々の想像、見間違い、あるいはメタファーではなく、ハレー彗星であることが18世紀に判明している。このように中世の記録には比較的正確な天文現象が残されており、もしかしたら、その中には惑星ニビルに関係する現象も記録されているかもしれないというわけだ。研究チームのペドロ・ラセルダ博士も次のように語っている。
「プラネット9が中世の彗星目撃記録に合致する強い証拠が発見されれば、他に類の無い結果となりますし、間違いなく太陽系の理解に対して大きな影響を持つことになるでしょう」(ラセルダ博士)
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