喫煙者は存在するだけで空気を汚染することが判明!常に体中から有害物質を発散、電子タバコも同罪…“三次喫煙”の脅威 とは?

喫煙者は存在するだけで空気を汚染することが判明!常に体中から有害物質を発散、電子タバコも同罪…三次喫煙の脅威 とは?の画像3画像は「Thinkstock」より引用

■次なる課題「三次喫煙」とは

 近年、喫煙中の受動喫煙だけでなく、喫煙が終わった後にも残る有害物質を吸い込む「三次喫煙(third-hand smoke)」が大きな問題となりつつある。室内でタバコを吸うと家具やカーテンまでもタバコ臭くなるが、煙の臭いだけでなく有害物質も付着している。2017年の研究では、タバコの煙が吹きかけられた布だけでも実験用マウスに生物学的な影響が現れたと報告されている。

「三次喫煙に関わる有害物質は、我々の予想外の多くの場所で見つかるはずです」とデカーロ氏は指摘している。三次喫煙のリスク研究はまだ始まったばかりで、その全貌が明らかになるまではまだまだ時間がかかるだろう。だが、タバコの害を避けることは従来考えられてきたよりはるかに難しいことは明白だ。

 なお、三次喫煙の問題は最近流行の電子タバコでも変わらない。電子タバコは従来のタバコのような煙こそ出ないが、有害な化学物質は放出されているからだ。むしろ今後、屋内での電子タバコ喫煙の問題点として三次喫煙がクローズアップされる可能性は高いだろう。

 喫煙者の肩身は狭くなる一方である。

(編集部)

参考:「Science Alert」「Drexel Now」「Science Advances」「Wikipedia」ほか

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