女性の大量殺人鬼や無差別乱射犯はナゼ少ないのか? 道徳、共感力、性的欲求、アンチヒーロー… 生物学的理由を考察する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント1

■女性による銃撃事件

 今回のYouTube銃撃事件の他に、米国で起きた女性による大量銃撃事件は1件しかない。2015年にカリフォルニア州サンバーナディーノで起きた事件がそれだが、犯人は夫婦で、夫が事件を主導した可能性が高い。

femalemasskillers3.JPGサンバーナディーノ銃撃事件の現場 画像は「Wikipedia」より

●なぜ男性は暴力に走りやすいのか?
 もちろんほとんどの男性は、人を殺すことなく人生を送る。しかし生物学的男性と成熟化する社会が組み合わさることによって、男性はより暴力に走りやすい傾向を見せるという。ガルバリーノ氏は、「男性がより暴力的な傾向を持つのは、世界中のほとんど全ての文化に見られる」と述べる。この問いに明解な答えはなく、考えられていることは下記の理由である。

●性的欲求不満?
 最も納得しやすい説明は、進化論的なものかもしれない。人類が数十万年の進化を遂げる中で、男性は攻撃的であることで「勝者」となってきた。チンパンジーは霊長類の中で人間に最も近いとされるが、チンパンジーの雄にもやはり暴力への傾向が見られる。暴力は、男性としてのステータスを生むのだ。それは映画の中でいかに多くのアクションヒーローが、見目麗しい女性を獲得できるかを見ればわかるだろう。

 そして何より男性の場合は、男性としてのステータスが欠如すると、生殖のチャンスを逃してしまう可能性が生じる。

 研究者によると、性的欲求不満と大量殺人には関連性がある。多くの無差別殺人者は女性、そして女性との関係をうまく保てる同性への嫌悪を示した声明を残しているという。

 また性的欲求不満は多くの男性テロリスト、特に厳格な宗教的信仰を持つ男性にとって、動機となる可能性が大きい。アメリカ同時多発テロ事件の首謀者、モハメド・アタの友人や家族は、彼は非常に恥ずかしがり屋で女性への欲望を抑圧していたと明かしている。2009年に起きたデルタ航空機爆破テロ未遂事件の犯人(23歳)も、性的衝動の抑圧をジハード(聖戦)にすり替えたと考える識者は多い。

femalemasskillers4.JPGDaily Mail」の記事より

 同様に、最近頻繁に起きている学校での無差別発砲事件でも、「男性的ステータス」が大きな動機になっている、と社会学者のキャサリン・ニューマン氏は説明する。

 学校内での無差別発砲事件の場合、加害者はすべて男性だ。学校を狙撃する若者たちは集団にうまく参加できず、失望と屈辱を経験する。そのため、彼らはより魅力的になるために、彼らの「負け犬」的性格を無差別殺人によって変えようとしたのではないかというのだ。

「悲しいことに私たちにとって、アンチ・ヒーロー(ヒーローと闘う悪者)の役割はヒーローと同様に魅力的です」とニューマン氏は言う。

 しかし女の子は、自分がアンチヒーローになることが魅力的であるという考えを植え付けられていない。女の子が集団内での自分のポジションに悩んだ場合、それは通常、自傷行為や友人に関して悪い噂を流す等の方法がとられるとニューマン氏は説明する。

コメント

1:匿名 2018年5月25日 08:15 | 返信

オレオレ詐欺でも
ニセ娘に騙された!という年寄りって
聞いたことがない
な~ぜ~だぁ~~~

コメントする

画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。