失意で死ぬ「ブロークンハート症候群」はガチ!
失意で死ぬ「ブロークンハート症候群」の危険性を外科医が指摘! “心の痛み”はガチで“心臓の傷み”、対策は○○することだった!
愛する人を失い“心が引き裂かれる”と、実際に心臓に多大なダメージを与えて、死にさえつながることを有名な心臓血管外科医が指摘している。

■精神的ショックで起こる“ブロークンハート症候群”とは
オーストラリア外科医師会に属し、多数の著作も持つ心臓血管外科医のニッキ・スタンプ氏が、英紙「Daily Mail」に寄稿して心臓への“愛”を語っている。スタンプ氏は心臓のことがよくわかればわかるほど、“美しい臓器”である心臓が愛おしく思えてならないのだという。そしてまさに心は心臓であり、我々の感情を支配すると共に、心が痛む体験は実際に心臓にダメージを与えるとし、わかりやすく解説している。愛する人との離別による失意と傷心で死に至ることもあるというのだ。
1990年代の初めに心臓発作に似た胸の痛みを訴える女性患者を検査したところ、冠状動脈には異常は見られず医師たちは当惑したのだが、話を聞くと、その当日に患者の10代の息子が自殺未遂を引き起こしていたのだ。まさに心の痛みが招いた心臓疾患ということになり、この症例から「ブロークンハート症候群」と名づけられた。
スタンプ氏によれば、精神的ショックはアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどのホルモンの分泌を促し、冠状動脈に一時的なダメージを与えて心臓発作に似た症状を引き起こすということである。そしてこのブロークンハート症候群に苛まれるのは圧倒的に女性が多いという。ブロークンハート症候群の患者の9割が女性という年もあるということだ。女性はそれだけ感情面の影響を心身に受けやすいということだろう。
さらに閉経後の女性は、心臓を守る働きのあるホルモンであるエストロゲンの分泌が低下するので、心臓に、よりダメージを受けやすい状態にあるという。
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